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カテゴリ:着物の事
本震と余震で二棹和箪笥が倒れましたが
2日がかりで中を全部確認し ついでに畳紙も取り替え気分スッキリ。 結果は母の留袖がグジャッとなっていて 他はちょっとしたヨレがあった程度でほとんど影響なし。 以前和箪笥を処分したので その分 引き出し一杯やたらと詰め込んでいたのが 今回ばかりは結果的に良かったと思われます(^^; 余震で開かなくなっていた仙台箪笥の観音開き部分は 金槌で叩いたりして半日格闘しました。 片側だけ開きましたが 本震後、開かないようロックをかけていたもう片側扉の ロックの棒が倒れた衝撃で曲がってしまって 解除できなくなってしまっていました。 素人見にはそこさえ修理すれば また使えるのでは?と思いますが 本職に見てもらわないとなんとも。 後でガックリなんて事になりかねないですし。 扉にロックをしていなかったら ただでさえ 開きやすかった扉が両方取れるか 壊れるかしたでしょうし お盆も壊れたかもしれませんので しておいたのは正解だったかもしれません。 で、半分しか開かない状態から 無理矢理 畳紙ごと引っ張り出しました。 畳紙に台紙を入れていたら無理だったかもしれませんが 私は使っていませんので 破れようがもうお構いなしで 凄い角度で引っ張りなんとか全部出せました。 でも一旦出したら最後もう入れられない(^^;;; いずれは修理に出すので空にするのはいいのですが そこには結構入りますのでしばらく使えないのは痛い。 以前姿見の修理の件で製造元に電話した時は (姿見は仙台箪笥と一緒に買ったものでした) 工場が被災してしまったので 修理希望される方は店まで持ってきてくださいとの事。 しかもいつ出来るか分からないので 暫く自宅で保管して欲しいような事を言われました。 要は預かりたくないし修理も出来ないって事ですわね。 電話では姿見だけで2万位かかるようだし 箪笥も合わせると・・・ 出張料とか送料もしっかり取られるだろうし 困るな~。 着物は仕立てた後1度も着ていないのもあるし もう着ないだろうというのもチラホラ。 改めて箪笥の整理をしないといけないです。 お世話になっている呉服屋さんから聞いたのですが お客様の中で箪笥の中に 泥が入り込んでしまった方がいらして 臭いもあり縫い目にまで泥が入ってた着物類の クリーニングを依頼され まとめて京都に送ったそう。 人の着物ですが どのようになって帰ってくるのか かなり気になっています。 結果を聞いたらまた載せたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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