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斎藤孝先生直伝 3つの法則(3) |
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斎藤孝先生の教育講演会で聞いた小学生の学力を伸ばす3つの法則 についてお伝えしています。
言語能力は学力の元です。 学力は学校に頼っていたんじゃだめなんだ、 あくまでも家庭が基本だと何度もくり返し述べられました。 それもこの問題集をやりなさいとか、作文を書きなさいとか、 そういうことではありませんでした。
あくまでも、『ソレ以前』のお話です。 3つともお金がかからないありがたい方法です。 まさに、知っている人だけが得をする。 もらさずしっかりお伝えしていきますね。
一つ目の子どもの学力を伸ばす法則は、親との対話でした。 そのテクニックは昨日お話した通りです。
二つ目はズバリ!
音読です。 あ~、やっぱり...って感じですね。
斎藤先生は、中学、高校、大学、大学院、とずっと受験だったといいます。 だから、どんな勉強方法が本当に良いのか知っているとおっしゃいました。 できる人はみんなそうしている。 それは「意外に原始的」なやり方だと。 それが音読なのです。
とにかく何でも音読すること。 国語の教科書に限らず、算数の教科書も社会の教科書も。 しかも、5回、10回と徹底的にやることが大事。
頭だけではダメ。
体に通すことが大事だと主張されました。 同様に、書くこともいいのだそうです。 体を通すことになるからです。
会場では、先生と観衆が一体になって、シェークスピアの「マクベス」を 臨場感いっぱいに輪読しました。 やはり、黙読ではダメ。 音読して体を通さないと読んだことにはならないとおっしゃいました。
わが家の子どもたちは、英語絵本の多読もしています。
英語も毎日大きな声で音読しているのです。 しかも1回きりではありません。 何度も何度もくり返し読んでいます。
長年英語を習っているのに、お子さんに英語が身についているのか 身についていないのか、わからないとおっしゃる方。 それはやり方が間違っているのです。 ぜひ毎日音読をさせてください!
★【プロが教える多読のコツ】はこちらのページです
次はいよいよ3つ目の法則をお伝えします。
(続き)
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