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Qちゃん先生の子育てのヒント

迷路ドリルのコツ




迷路ドリルのコツ
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娘(当時年中)が通った塾では、「ひらがなの書き」を徹底的に
教えられました。
線の長さや、角度まで、それは細かい指導です。
年中でここまでやるのーーー!?
本当にそう思いました。


娘は、半年前まで丸文字で、ヒョロヒョロ。
鉛筆の持ち方も間違い。
それが、塾と毎日の家庭学習のかいあって、少しずつ改善。
今では、とても上手に「あ」を書けるようになりました。


でも...
ここまでいくつか葛藤がありました。
「あ」を書けたくらいでなんになるのか?
小学1年生になれば、だれでも「あ」くらい書けるようになるんじゃないの?
どうしてこんなに早くから細かい指導が要るのか。
まだ未発達の小さな手では無理がある!
そう思いませんか?


塾のカリスマ先生にこれら全ての疑問をぶつけたことがあります。
先生は「それは違う。」と言いました。
小学1年生でも、書けない子は書けないんだと。


とにかく今は
基礎をしっかりやる時期で、最初からいいかげんな教え方をしてはいけないんだと言いました。
最初が肝心で、文字を書く時のじっくり丁寧な取り組み姿勢が後の学力をも左右するというのです。


う~ん、そんなものなのか...
確かに、小1からこの塾でお世話になっている息子。
入った当初は文字の書きが「早すぎる」。
もっとゆっくり、えんぴつを動かして、丁寧に書くこと。
どれだけ口すっぱく言われたことかわかりません。


こういうサッサと適当にやりすごす態度を続けていると、
じっくり考える力が育ちません。
うっかりミスも多くなります。


粘り強い子
あきらめない子
考え抜く子
そんな子に育てたい。


そのために、年中から『迷路』と言われました。
運筆力をつけるのです。
運筆力とは、自分の思う通りに自由に書ける力。
迷路の、目で先を確認して、線を引くワークは、文字書きをするときの
目と手の連動作業につながるのです。


塾(年中)の宿題 迷路
<塾-年中の宿題・迷路>


迷路は、洞察力(先を見通す力)や集中力を伸ばすともいわれています。

将来育てたい「算数脳」にもつながりそうです。
最後まであきらめないで、がんばり抜く力も育ててやりたくて、3歳過ぎから取り組ませています。



娘が3歳で、初めて取り組んだ迷路ドリルが、こちら↓。


はじめてのめいろ2集 2・3・4歳(くもん)



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次に、やさしいめいろ1集 3・4・5歳(くもん)にすすみました。



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年中になってからは、やさしいめいろ2集 4・5・6歳(くもん)



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現在は、たのしいめいろドリル 4・5・6歳




中身↓

今取り組んでいる市販の迷路ドリル(年中)


80コの迷路があり、その8番目がこちら。
最後の方は、かなり複雑です(6さいレベル)。


迷路ドリルをさせるときは、ただ勝手にやらせてはいけません。
親がしっかり目をかけ、このように声掛けをする必要があります。
壁にぶつからないようにね。
まんなかを通ってね。
ゆっくりえんぴつを動かしてね。


子どもが集中できるように、始まったら、そっとしてあげて、
声を掛けないことも大事です。
途中でわからなくなり、投げ出しそうになったときは、あきらめずに
最後までがんばり抜くことも、教えていきたいですよね。


ただ、親ってたいがい欲張りでしょ。(ワタシ)
ついつい、難しめのを買ってしまいます。
最初からあまり複雑なものだと、「できないーー!」「むずかしいーーー!」「もう、イヤ!!」のオンパレードになります。(トホホ)


年中の娘が、塾からもらってくる宿題(上のブルドッグ)を見てください。
年中の迷路って、こんな程度(かんたん?)でいいんだー、と思いました。
ちょっとレベルを落としても、確実にできるもの。
「できた!」「やった!」という達成感を味わえるもの。

それも教育です。
過度なプレッシャーは禁物ですね。



えんぴつも、必ず正しい持ち方を教える必要があります!
いつかはなおるだろう。
そんな甘い期待は捨ててください^^。
一度身についた持ち方は、なかなか直りませんから!(経験済み)
最初が肝心です。


口で説明するのではなく、お母さんが実際に手を添えて、
根気よく教えてあげてくださいね!
(⇒きれいに字を書かせるコツ・えんぴつページへ)

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