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2006.03.06
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カテゴリ:ブラジルの思い出
多くの人が見ていたと思うのですが、

昨日の午前中、何の番組だったか思い出せないけど、

現在の日本の残飯についてトークしていた。


日本の残飯が年間 約700万トン

金額にすると   約 11兆円


・・・これには、レストランなどの残飯だけではなく、

食品の賞味期限を守るため、棄てられる食料のトータル量らしい。

(コンビニのお弁当もその内ですね)




小さな国を十分養える量ですよね・・・びっくりです。




5年ほど前、生産管理や品質などに関する研修に参加し、

色んな分野の工場を見学に行きました。

衝撃的だったのが、缶詰工場で知った、缶詰の賞味期限でした。

スーパーやコンビにで消費される缶詰などは、

消費者の要望を満たすため、

賞味期限を短く設定してあることです。

缶詰は、一般的に1年位かと思いきや長くて6ヶ月、

コンビニへは3ヶ月だそうです。


缶詰って、対象食品と調味料等が缶の中に密閉された後

加熱処理が成され完全無菌状態になるのです。

また、缶詰に使用される缶の内部も、そう簡単に腐食しないように

技術を屈して作られており、缶に凹みが無ければ

缶の中身や缶が腐ることも無いのです。


一部の消費者が過剰反応して、賞味期限を短く設定することになったようですが、

缶詰の中身によっては、1年くらい寝かせたものの方が

明らかに美味だったりするのです。



また缶詰の賞味期限が一年だとしても、

3年、5年経ったものでも、

保存状況によっては、何の問題も無いのです。



実際、インドや南米の賞味期限は3年だったりします。


小さいころ小学館の本で読んだことありますが、

(地震災害とかの後のサバイバルに関しての記事だったと思います)

缶詰は、缶に凹みやキズ、若しくは缶が膨張していなければ

大丈夫だそうです。



賞味期限への過剰反応

これって、物に溢れているからこそ起る

現代の危険な症状じゃないのか・・・

内心、日本の先行きに不安を持っています。   




食品業者さんたちは、客を引きとめ、売り上げのために

物を余るほど作るようですが、

そのメンタリティーを徐々に考え直してほしいですね。



また、私たち消費者も、物を買うときには

一度その買い物が本当に必要なのか、

特に食品に関しては、MOTTAINAIの意識を持って、

消耗品や他のものに関しては、

無ければ困るのか考えて見るように意識していかなければ、

ただでさえ資源の少なく、輸入に頼る日本、

近い将来私たちの子供の世代には厳しい状況に陥るでしょう。




たまたま、その番組の後、お友達のじんじんさんのページを訪問すると、

子供の物欲に関する記事が載っていました。

ブラジルの迷信などにもふれてありますが、

物に溢れる時代の迷信ではなく、

物が自由に手に入らなかった時代のものと考えてください。

そして、今の私たちの物に溢れ、

ありがたみを失いつつある状況を、このままにしておいてよいのかを

考えてみてください。


あおぞら




今日は、子育てをする母として子供の未来を考え、

ちょっとシビアなお話でした。



明るい将来を、子供たちへ!



<追記>

「MOTTAINAI」 という言葉、

実際、戦後にブラジルへ移住した両親や近所の人たちが

食料や物資を「もったいない」精神で、大事に大事に使ったり

消費したりしていたので、

私は、戦前・戦後に世界のいろんな国へ移住した日本人が

「もったいない」と言うのを聞いて、

誰かが共感しマータイさんの耳に伝わったのかと思っていました。



「MOTTAINAI」が、世に出た瞬間を知らなかったので

探してみたら、ecotakaさんのページで見つけました。MOTTAINAI

なるほどね。

もやッとが、すっきりとれました。




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Last updated  2006.03.07 10:30:37
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