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少し前にビーズで作るイヤリングのキットをネットで買いました。
可愛いのに、手ごろな値段。気に入ったので、届いてすぐに作ってみたら、 イヤリングのはずなのに、ピアスの金具が入っていたのです。 さっそくお店にメールをしたところ、「すみません、イヤリングの金具を 送ります」とのこと。そして届いたのは、最初に入っていたのと同じ、 ピアスの金具でした。 頭をひねりました。「これはイヤリングとしても使えるのかしら???」 どうやっても、無理なようです。他のビーズのサイトでも、同じ形のものが ピアスとして販売されていました。そこで、写真をとり、それを添付して 「これが送られてきましたが、どう見てもフレンチフックのピアスの 金具のようです。イヤリングとして使えるならその方法を教えてください」 しばらく返事はありませんでした。無視されてしまうのか、と思い 始めたころ、「大変申し訳ありません。輸入の際にイヤリングとして 入荷したので、疑いもなくイヤリングとして販売していました。 さっそく、代わりに玉ブライヤリング台を送ります」 改めて見ると、このサイトではその金具をイヤリングとして売っていました。 ここでぴんときたことが一つ。欧米で売っているのはピアスの方が 圧倒的に多いので(少なくとも、私の見た限りでは)、向こうの人は あえてピアスということは少ないのでは。イヤリング(耳飾り)といえば ピアスのことをさしていることが普通ではないのか、ということでした。 ビーズやアクセサリーのお店の人がピアスの形状を知らないのは むしろ驚きでしたが、こういう背景を知らなければ、うっかりミスも 起こりうるのでしょう。 このお店で偉かったのが、その対処方法です。ミスを認めて謝るだけで なく、これまで不勉強だったこと、今後はもっと勉強し、よりよいサービス につとめるという文面が添えられていました。当たり前のことといえば それまでですが、このいさぎよさがとても気持ちよく、好感がもてました。 一人の客、それもはじめての客の苦情ですから、無視することもできた でしょう。でも、誠意をもって対応してくれたおかげで、これからも またそのサイトを利用しようと思ったのです。 自分でも、この姿勢を見習いたいと思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.08.05 22:45:13
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