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テーマ:ふと思うこと(15)
カテゴリ:家族
末っ子は得だ。 私の脳裏に焼きついている映像がある。 長女と長男の小学校の授業参観で、私は長女を主人は長男の教室へ行った。長女の授業を抜けて、長男の教室へ行くと主人は幼稚園年少(四歳)の次男を従えて父兄の所にいる。 次男は主人の足元にしゃがんでいる。寄り添う姿を見て「わっ、犬みたい」と思った。次男は心細い空間で主人だけが頼りと身を寄せている。 この時、私の脳内カメラがパチリと二人を写し、永久保存された。 そんな父子だから、ドライブ前も仲良く煙草。私は車の中から二人をパチリ。 車に乗っても楽しくてしょうがない。気の置けない会話、良いお天気。「最高」「裁判所」「ヤバイ」「フツウ」「お母さん、この頃強気だね」「そう」「困るんだよね、フツウがないんだよ」 「えっ?なに、今のクラクション」「友達の車が来たから合図してんの」「びっくりした、そういうの止めて欲しい」 ベッドで寝たきりの母はにこやかな主人と次男の顔を見る。耳元で大声で「おかあさん、ハチ公(ブログ上の次男の名前)にね、2番目の子供が出来て男の子って解ったのよ。山師(ブログ上の長男の名前)の方も男の子が1月に生まれるのよ」 ハチ公が言う「おばあちゃん、元気そうじゃん」 「じゃ、ありがとうね。私もう少し居るから」と2人は近くのキャンプ場へいそいそと出かけた。 私は携帯で母を撮り、長男山師に写メ「今日の母。 お父さん・ハチ公と来ました。熱は36・9℃。このあいだは一周忌に来てくれてありがとう。お供えの佃煮、柿ありがとう。前に貰って籾殻が混じってた、あなたが作ったお米、こっちの方の精米小屋で精米しようと持ってきました」 それから、ホームの車で君津バスターミナルまで送ってもらう。高速バスに乗って東京八重洲口まで爆睡。 一時間近くウォーキングを楽しんで神田小川町まで黄昏の街を歩く。 -続くー 老人ホームの犬。耳がかわいい。 庭の薔薇、と、さるすべりの実。
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