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カテゴリ:旅行
五条坂の昆布やさん ヨモギ餅で一息つき、「おおきに」奥さんの声を背に店を出た。 足の向くまま、歩いていると、五条阪にでた。 陶器屋さんが軒を連ねている。 そのなかに、昆布屋さんがあった。 間口の広い店の中は長い昆布そのままの長さで売っているケースもある。 なかから80絡みの奥さんが出てくる。 昆布を選んで、ふと顔を上げると大きな鏡が壁にある。 「昔は、広う見えるさかい鏡つける店多おした」 「そうですか、大きいですね、ではまた」 店を出ようとすると、かけ時計が4時を告げる。 澄んだ音色に目を向けると、時計の中の4人の小人が鐘をたたいて、メロディーを奏でている。 「珍しい時計」 「電気を消すと、音楽は鳴りまへん」 「まあ、賢い時計ですね」 「一度壊れたので、時計屋さんに出したら、今はもう作ってない時計いわれました」
店をでて、歩くと「五軒ういろ」の看板が見えた。 その店の2階で、五軒ういろを頂いた。
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