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カテゴリ:独り言
オンラインゲームで非現実な世界の中に居ながら、現実の世界との接点を設ける…そんな機能がソニーによってもたらされた。
取り組みとしては新しいし、面白い。 でも。現実と非現実的世界との境界線が曖昧になる事に多少の抵抗を感じる。 オンラインゲームの架空マネーを実社会で売買する事もそう。これに関しては「そこに需要と供給があるから」と市場論理を唱えられたら、それまでだけど。 世界的に、若年層の犯罪が取り上げられる時、ゲームとの因果関係が語られる。勿論必ずそれらがリンクしているとは言えないが、ゲームやネットの便宜性で対人関係が希薄になりつつあるのを感じる。 以前、オンラインゲーム依存症の男性を取り上げた深夜番組を思い出す。仕事を辞め、毎日PCに向かう生活。チャットで会話してるから、それ程孤独感は感じないと語っていた彼が言った一言「(チャット中)何か嫌な事があれば、ログアウトすればいいし…」が脳裏をよぎる。現実の社会ではリセットもなければオフラインしてその場を逃れる事も出来ない。 架空世界と現実世界との危うい境界線が、何だか曖昧すぎて嫌。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 6, 2005 11:58:41 PM
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