岡崎雪・今日の音楽のための雑誌「アドリブ」2010年1月号より
2009年12月16日にアルバム「Harmonize」を出した。 北海道の田舎、大声を出してもご近所から苦情がこないという恵まれた環境で育った。歌が好きで、大学まではバンドでボーカル担当。 東京でいろいろな人のバック・コーラス、大阪でのあるオーデションで優勝、大阪に引っ越して、コーラスやスタジオでお仕事(愛内里菜・ZARD・三枝夕夏)。 で、アルバムというお話:デニース・ウイリアム「Free」、ロバータ・フラッタ「Feel like makin'love」、ビートルズ「Can't buy me love」、イーグルス「Desperado」。 選曲の基準は彼女の好み。「Summertime」と「Agua de beber」はディレクターの提案。アレンジは古井弘人・岡本仁志・徳永暁人。「カヴァーなので、オリジナルの良さを大切にすることは大事ですが、その上でジャンルとか垣根とかを取り払って、そこに私の歌と全体のサウンドとが合体すれば面白いなと思いました」とインタヴィアー・熊谷美広に応えている。 元々、シンガー・ソングライターを目指していて、何百曲と作っている。その最初に作った曲が「Used to be in love」で歌詞を英語に書き換えた。 (坂井泉水+亜蘭知子)÷2=岡崎雪今日、12月31日、何回目になるか分からないが、彼女の誕生日である。