570676 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

一日一感動

一日一感動

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2021.05.21
XML
カテゴリ:一休さんとあそぶ
*❤* ゚゚・。♡。・゚゚♡゚ 一休さんをあそぶ575 ゚♡゚゚・。♡。・゚゚ *❤*








 







★ パチンと、 ランキングにご協力くださいね。

にほんブログ村 ポエムブログ 写真俳句へ

★ ありがとうございます。




*❤* 一休さんをあそぶ575yxr0201

――♪゚♡゚♪―――――――――――――♪゚♡゚♪――

翻りもっと生きよと夏の蝶

――♪゚♡゚♪―――――――――――――♪゚♡゚♪――





  お喋り自慢の一休さんの真似をしてみようと思って凡愚老仁の自慢の種を探してみましたけれど、自慢の無いのが自慢の種、という発見しかありませんでした。
 あえていえば、自慢の一つもなくったって、ちゃんと、平常心で、にこにこ笑って生きていけるというノー天気さが自慢になるのかもしれません。



 一休さんにはたくさんの自慢がありますけれど、まず何よりの自慢の一つは、77歳で出会った愛する森女さんでしょう。
 森女さんに巡り会って、一休さんは、あれあれあれというほど、すっかり変わってしまいます。


 やっとほんとうに一休さんらしい一休さんに戻れたのかもしれません。




★ 大全訳0690『 一代風流之美人 』看森美人午睡

――★♪♪★―――――――――――――★♪♪★――

一代風流之美人 艶歌清宴曲尤新 
新吟腸断花顔靨 天宝海棠森樹春

――★♪♪★―――――――――――――★♪♪★――




 一代の風流の美人、
 艶歌、清宴、曲、尤も新なり。
 新吟、腸を断つ、花顔の靨、
 天宝の海棠、森樹の春。



 【 仁 自遊訳 】

 なんといってもこんなに風流な美人はもうどこにもいないよ、
 仲間との宴の席で森公が艶歌を唱うと、情感が籠もっていつも新鮮なんだ。
 唱う度に、森公の顔の靨が悩ましくて、たまらなく愛おしくなる、
 その美しさは海棠と讃えられた楊貴妃そのものだね、まさに今春絶頂の森公の美しさだよ。



 ここまで褒めちぎっても誉めたりないという口振りです。
 もう街行く人にでも、袖引き留めて、森女さんを自慢したいのでしょう。
 でも、そうもいきませんので、時折自分がお勤めで乗って行く輿に森女さんを乗せて、お伴を連れて、森女さんを野に遊ばせるんです。その森女さんのさわやかな喜びようが、また、たまらない、自慢の種になっていくんです。



 この頃一休さんは、応仁の乱の最中に、堺に避難しているところで森女さんに巡り会うんです。それから酬恩庵に連れてきて、一緒に生活しはじめます。

 酬恩庵には、新しい市民文化を創造していく阿弥と呼ばれるアートの芸人たちが集まるようになっていました。そんな文化人たちに森女さんを自慢していくんです。<艶歌、清宴、曲、尤も新なり>というのはそんな新しい作風の中の一休さんの気負いでもあったのでしょう。


 一休さんの<『骸骨』を生きようよ!>は、<命は爆発だよ>だったのですね。
 <命の爆発>は<妙適>、物我一如、男女一体、有漏路と無漏路を往復自在する命に帰ること、帰命、帰一だったのです。森女さんとの巡り会いによって一休さんは森女さんと共に弥勒菩薩を生きはじめるんです・・・



 > 本来の面目坊の立ち姿ひとめ見しより恋とこそなれ   一休



 一休さんの長い長い道程の終着駅です。
 あるいは異時空垂直飛翔のはじまりです・・・





 翻りもっと生きよと夏の蝶   仁


 深く大きく天地貫け



















★ パチンと、 ランキングにご協力くださいね。
にほんブログ村 写真ブログ 写真日記へ
★ ありがとうございます。
















*❤* ゚゚・・゚♡゚・・゚゚ 💕 青柳仁リンク 💕 ゚゚・・゚♡゚・・゚゚ *❤*





★★★ ​一休さんをあそぶ575yxp0902『 超えて今地獄の花か酔芙蓉 』 へどうぞ!!! ​★★★



♪♪♪  ​http://cafejin2377.at.webry.info/201209/article_1.html







★★★ ​『 夢尽きて虚空流れる酔芙蓉 』瘋癲老仁妄詩 2503 へどうぞ!!! ​★★★





♪♪♪  ​http://haiku23.cocolog-nifty.com/blog/2007/08/post_a9f5.html​ 








★ ゚゚゚♥゚゚゚♥゚゚゚ ❤ そのまんま575で交心 ❤ ゚゚゚♥゚゚゚♥゚゚゚ ★






★ パチンと、 ランキングにご協力くださいね。

俳句・短歌ランキング
★ ありがとうございます。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2021.05.21 06:51:40
コメント(1) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
別の画像を表示
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、こちらをご確認ください。


Re:『 翻りもっと生きよと夏の蝶 』一休さんをあそぶ575yxr0201(05/21)   青柳仁 さん
  幻人さん、

 のめり込んでも、のめり込んでも、一向に、一休さんの実像に届きません。
 薄っぺらなのめり込み方では、一休さんの世界を探ることもできません。
 鄙隠り老仁の思い込みだけが強い妄想的言葉あそびに過ぎません。熱病に罹ったように熱中して、一休さんの心の裡を探索していますけれど、膨大な読書暦がなければ、一休さんの詩句は理解不能なのでしょう・・・詩句の一語一語が詩と哲学と禅の文献の海から創出された花なんですね・・・
 無知仁は、その文献の一つも知らずに、その銀河宇宙のような大系の星屑のひとかけらを、拾い読みして、小さな妄想を積み木あそびして、飽きもせず児戯っています。

 ただ、ただ、言葉あそびがぼくの元気の素なんです。
 熱中の歓喜と恍惚がエンドルフィンなどの喜びホルモンを放出してくれるんです。



 > しかし私たちは「物理」の世界、モノの世界だけに住んでいるわけではない。もう一つの世界が私たちの生きかたや、日常を左右している。
 それは「物語」の世界である。それは知るのではなく、共感する世界だ。「物語」は人間の夢であるから、証明することができない。だから私たちは「物語」を信じる。   。。。五木寛之『元気』p049



 ぼくの言葉あそびも、五木さん風にいえば、<元気の海>です。小さなひとつ一つの言葉あそびも、流れ流れて、いつの日か、元気の大海に帰るんです。
 それがぼくの命の昇華です。
 ぼくの死は、命の恍惚と至福となって宇宙の命へ帰還するのでしょう・・・



 夏の夜の星の雫にわれを幻る   仁


 恍惚の生恍惚の死よ




★★★ 一休さんをあそぶ575yxr0201『 翻りもっと生きよと夏の蝶 』
♪♪♪  https://smcb.jp/diaries/8521679
 

(2021.05.21 06:56:32)

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

青柳仁

青柳仁

Favorite Blog

若葉風 fu New! fu~coさん

Comments

Freepage List


© Rakuten Group, Inc.