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楽ろと

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Dec 4, 2007
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カテゴリ:年末ジャンボ

都市伝説探偵団 news:

毎年毎年、飽きずに買っているのにまったく当たらないのが「年末ジャンボ宝くじ」。CMじゃないけれど「当たれば人生デラックス」なんだけどね。だがこの宝くじ、なぜか金持ちが高額賞金を当て、貧乏人には当たらないという都市伝説があるが、その噂は本当なのだろうか?

自営業の矢野さん(48歳)は、新潟県から新幹線に乗って、わざわざ西銀座チャンスセンターまで年末ジャンボ宝くじを買いにきた。予算は200 万円! わお、すごいですね。

「景気のいいときはいっぺんに400 万円買ったこともあるよ。今年はあんまり商売のほうがよくないんで200 万円にしたんです。私は工務店を経営してるんですけど、あちこちに3000万円ほど借金があるんです。この年末ジャンボが当たればまとめて借金が返せるんですから、もう必死ですよ。ええ、買ったのは全部連番です。1等の2億円に当たっても、前後賞がないと意味ないですから」。

うーん。その200 万円を少しでも借金の返済に回したほうがいいんじゃないかと思うけど、3億円当てて耳を揃えて借金を返したいという気持ちもわかるしなー。大晦日、矢野さんに幸運が訪れることを祈ろう。

年末になると、借金返済で大バクチに打って出る人は少なくない。たとえば競馬の「有馬記念」に全財産をぶち込み、あえなく玉砕。競馬場のトイレで首をつってしまったなんていう話が都市伝説的に語り継がれている。あるいは、なけなしの1万円をパチンコに注ぎ込んだ挙げ句、スッカラカンになりパチンコ店のトイレで首つり自殺……などという話もよく耳にする。いずれにしても年末はだれもが物入りなのだ。

サラリーマンの相川さんは56歳。酒もタバコもやらず、もちろん浮気など一度もしたことがない超のつく堅物だ。そんな相川さんの唯一の楽しみが宝くじ。毎週火曜日に一口200 円のミニロトを5口、木曜日には同じく一口200 円のロトくじを5口買っている。1週間で合計2000円。1か月で1万円ほどになる。月の小遣い5万円の相川さんにとって、1か月1万円の宝くじ代は決してばかにならないが、それでもいいという。ただし年末ジャンボやサマージャンボは“当たる気がしない”から買ったことがないそうだ。

「宝くじは私の唯一の趣味というか、生きがいですから。2年ほど前に約40万円が当たったんです。嬉しかったですねえ。そのとき換金したお金は封筒にいれたまま、まだ大事にとってあります。今年はその中から10万円ほどを年末ジャンボに注ぎ込もうと思ってます。1等に当たったらですか? そうですね。私は住宅ローンも終わったので初孫のために二世帯住宅でも建てますか(笑い)」。

宝くじに限らずギャンブルというのは不思議なもので、借金もなく、生活に余裕のある相川さんのような人に当たることが少なくない。一攫千金を夢見る借金漬けの人にはまず当たらないようにできている。それでも人々は宝くじに群がる。

ある調査によると、年末ジャンボ宝くじを買う場合、一番多いのは前後賞も期待できる連番(続きの番号)を10枚買うケース。次いで連番を10枚とバラ(番号がバラバラのもの)を20枚買うというもの。ジャンボ宝くじのベテランによると、最近はバラでも前後賞が当たる縦バラという買い方もあるそうだ。

トラック運転手の木村さん(40代)は若いころから賭け事が大好きで、宝くじはもちろん、競輪、競馬、競艇、オートレース、パチンコ、パチスロ果ては海外でドッグレースやカジノにまで手を出し、家一軒建つほどの“授業料”を払ったそうだ。

「おかげで未だにオレは嫁もいなくてさ。だけど後悔はしてないよ。好きなギャンブルで遣ったんだから。そんなオレがいうのも変だけど、宝くじってあんまり有利なギャンブルじゃないね。なにしろ宝くじは売値の半分がいわゆるテラ銭で、経費とか自治体の懐に入っちゃうんだよ。100 円宝くじだって50円は胴元にいっちゃうなんて信じられないよ。それを考えると宝くじなんてバカらしくて買えないね。まだパチンコのほうがマシ」。

確かに木村さんの指摘は正しい。すべての賭け事には手数料などの名目で数パーセントから数十パーセントが最初から控除という名で引かれている。なるほど宝くじを印刷したり、販売員の報酬などを捻出しなければならない。宝くじの場合、控除率は46~57パーセント。つまり100 円の宝くじの場合、賞金として還元されるのは43円から54円というわけだ。1枚300 円のジャンボ宝くじを10枚3000円分買ったとして、控除率を50パーセントとしても1500円は黙っていても持っていかれてしまい、残りの3000円をくじの購入者で奪い合うことになる。競馬の場合でも控除率は25パーセント程度。もう少し控除率が下がれば当選者の数も増えるはずなのだが。

ジャンボくじ歴20年。当選最高額は5万円。小さな焼鳥屋を営む平尾さん(50歳)は今年も年末ジャンボを100 枚購入した。わざわざ銀座まで行くのは面倒なので、駅前の銀行の宝くじコーナーで買った。

「小さな焼鳥屋だから家族5人、ぎりぎりの生活だけど年末のジャンボくじだけは必ず買ってるね。買いはじめたきっかけは、うちに出入りしてる常連の大工さんが1000万円当たったって聞いてからだね。本人がそういってたから本当の話だと思うよ。それまでは宝くじなんて当たらないと思ってたね。商売柄、ギャンブル好きな人が多いから、いろんな話が聞こえてくるよ。どこそこの売り場は当たりがよく出るとか、買ったくじはどこに保管するといいとか、中には仏壇に供えて毎朝毎晩お経をあげてるじいさんもいるよ。人間、いくつになっても欲が深いねえ」

ちなみに1等が当たったら焼鳥屋の改装資金に充て、残りは家族で温泉旅行をしたいそうだ。平尾さんにも幸運が訪れることを祈ろう。

今回、年末ジャンボに限らず高額当選金を手にした人を必死に探したのだが、なかなか見つからなかった。ただ、周辺取材で間違いなく数千万円当たったという人がいたので、取材を申し込んだのだが、頑として応じてもらえなかった。ちなみにその人は大きな歯科医院の院長で、数年前までは高額所得番付の常連だったそうだ。宝くじの高額当選者は、なぜか金持ちばかり……の噂も、急に信憑性を帯びてきた。

今年の年末ジャンボ宝くじ。1等2億円が74本、1等の前後賞5000万円は148 本、2等1億円は222 本も出るそうだ。単純に計算すると1等に当たる確率は1000万分の1、2等1億円は500 万分の1の確率だという。

ジャンボくじで億万長者なんて、結局、われわれ庶民には都市伝説なのかもしれない。(取材/XIXOXノリユキ)





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Last updated  Dec 4, 2007 04:42:55 PM
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