海の民の「隼人」や「宗像」に日本人の憧れを感じる (地域)神社の維持を「地域特区」に盛り込めないだろうか
★ 小生は、歴史についてはチンプンカンプンである。 歴史でなくても物の理解が悪すぎる。 小生だけが悪いのでなく、歴史は勝者(必然でなく偶発性にもよる)が 強引に創るものだから必然性はなく、自己都合や偶然性に依るものも多い。★ 日本列島は神の島として最初から存在したものではない。 本来の日本列島は、遥か東方の海から島々が移動してきて 大陸プレートに衝突し、多くは地中深く潜り込むが、 潜り込めなかったものが日本列島を構成しているように感じる。 いわば藻屑のようなものが集まってできているのが日本列島なのだろうか。 藻屑と言っても海洋資源を引き連れての潜り込みなので資源は豊富に存在しているかも。 潜在力豊かな列島であるに違いない。 その日本列島には、東の島々に乗って移動してきたもの、 黒潮や親潮で漂着したもの、 大陸から渡ったものなどが住んでいる。 八百万の方向からの移住民であるはずなのだ。 しかしながら、四方を海に囲まれた地勢力は 閉鎖的となり、さらに長期の鎖国をへて民族は交わり、 単一民族の様な姿になっている。 上手く言えないが、隣近所が親戚の様なお付き合いなのだ。 この狭い日本ならではの、「おもてなし」の心は 「狭い島嶼国=倭国?」が生んだ「成果」であろう。 大陸文化でも日本に入れば違った形で昇華している。 脱線した・・・ /// 呆け頭は、地球が単純な宇宙軌道を歩んでいるとは思えない。 上に見るような太陽系近傍の天体の動きでも判る?ように、 地球が生まれて以来を考察するに、 その後の1~2万年周期での太陽系近傍の天体からの力が働いて 地上の大陸達は数千年の間に、間歇的に 高速で分離・移動しているかもと「めいてい君は空想する。」 ある時はナメクジのように・・・、ある時は鳥のように・・・ (呆けには地下のマントルの状況で移動は変幻自在ではないか、と思う) アフリカ大陸とアメリカ大陸が分かれたり、 インド亜大陸がユーラシア大陸に衝突したりするのは 太陽系近傍の天体からの力が働いているのではないだろうか。 地球の年齢(=約45.4億年=4.54x109+誤差1%年)の間に、巨大隕石の衝突、 地球の巨大火山活動などの大異変はあったのだろうが、 太陽系近傍の天体には「1~2万年の超周期で規則的な動き」があるかも知れない。 「方舟」や「空を飛ぶ船」の思想などには、このような超周期的な激動を 経験した人類が後世に伝えようとしたものではないだろうか。 呆け頭の妄想なので気にしなくて結構である。 いずれは、惑星Xが自らの姿を現すのが数千年先であろうから。・・・下のパンゲア分裂画像は動いて見える工夫がなされているに過ぎない・・・ <パンゲア・アニメーション:WIKIPEDIAから> ///★ 移動する古代の島々が浮かぶ日本の海を支配していたのが、 黒潮を支配した狩猟・漁猟の民・「隼人族」であり、 日本海での宗像氏なのであろう。 宗像氏は、胸に「海の守り神」の刺青をしていたようである。 日本人の祖先の大半の農耕民族は続々と大陸から渡来してきている。 海の藻屑には当初は、人は住んでいない。 もともとは、海の藻屑の島々であるからいろんな民族が訪れたのであろう。 宗像氏は海の民であり日本人の信仰と深くかかわっている。 八百万の神という自然や太陽神の宗教であろう。 渡来人としてその後やってきた支配者は、 正統に!支配するために天孫降臨説などを構築し、 神道と仏教を結実させたり努力した結果、伊勢神宮などが神格化されている。 呆け頭の小生には、八百万の神に一番近い宗教が海の一族の 宗像氏が祭る神社の様な気がする。 日本民族の「自然の姿」は宗像氏の八百万の神社に残り、他方で、 「神格化された神々」のためには、出雲や伊勢に神格された神社が あるように感じる。 つまり、呆け頭の素人には、 世界遺産に指定された宗像大社などが「日本人の心」を最も素朴に表現しているように思う。 小生の友人に「宗像氏姓」がいるが、気取ることなく、素朴で上品な佇まいが 神社に関わる伝統を受け継いでいるように感じる次第である。 坂上田村麻呂*とともに日本の東北地方を平定し、平和裏に治めようとした痕跡が この地方の宗像神社にはあるように聞いている。 (*同氏の素性が混乱するのは移民元を無理に当て付けようとするからである)/// 呆けの小生には良くわからないが、 寺尾公男氏が著した「茜色に燃ゆ(倭三国志演義)」の 中に、倭国の「宗像三宮の総宮司」の宗像荒海の嫡男・宗像赤胡がいる。 他方で、高句麗から攻められた百済王の次子昆支君が宋への援軍要請の途中に 日本薩摩半島に漂着し救助されたのが「隼人梟師(はやとたける)」によるものであり、 事実は暗殺計画で漂着したことを知り、大和朝廷のもとに移住を決意する。 黒潮を支配する隼人族が大和朝廷の味方となり、大和朝廷の断絶を救う新王が 大豪族に内密に大造船計画を立てて、博多の倭王に戦いを挑む「日本の三国志」 大スペクタクルが「茜色に燃ゆ」なのである。 海の民として、「宗像」、「隼人」が重要な役割を果たしている。 興味のある方は「新人物往来社・茜色に燃ゆ」をご覧ください。 「あらすじ」だけで良ければ、 小生の「めいてい君のブログ」の「July6,2014」~「Aug3,2014」を ご覧ください。///★ 神道はお祈りでも日本人に判りやすい言葉で表現しており、 仏教のように煌びやかな面をもっていない。 小生の様な、「心も、財産も貧しい者達」でも、平等に扱ってくれる。 「免罪符」の様な、お金で死後の地位まで貰えるようなことをしなくても良いのである。 ただ、このままでは、神社の維持・再建が上手くいかない。 「著作権」でも守ろうとする、このご時世だけに、 「免罪符」のようにお金儲けを図るシステムでなくても、 神社の特区指定・減価償却の様な制度を、 合理的に神道に適用できるかが、政府(&自治体)や神社庁に課せられている。 宗教の自由は大事だが、「地域の神社を特区の文化遺産として護る方向」は ありえないだろうか。 故郷の四万十町でも神社(&お祭り)が廃れていくのは、 日本民族として寂しいものである。★ 呆け頭には、いい方法を考え付かないのだが・・・★