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2005/07/14(木)11:13

フコイダンの事・・・(3)

代替医療について(12)

今、早朝の東京新宿あたりの景色はもやがビル群を覆っていてまるで薄墨色の山水画の絵の中に紛れ込んだように優しい色合いで私を迎えてれる。一日が動き出さない前のほんの一瞬の都会の姿なのかもしれない。自然と創造物が作り出した景色の一こまにすぎないのだから・・・そろそろ夜明けから朝の活動が息ずく時間です。 フコイダンの研究は現在の段階で、実際に人間がフコイダンを摂取したとき、ガン細胞にどのような変化が現れるかはまだよくわかっていません。しかし、摂取したフコイダンがじかに接する、食道や胃、大腸などの消化器系のガンに、抗ガン効果があると予想されています。接する時間が長いので、特に大腸ガンに有効ではないかと思われます。 又、フコイダンには粘質多糖類の特徴である免疫力を高める働きがあるので、それ以外のガンに対しても効果が得られると考えられます。 ガン患者さんの中には西洋医学にこだわらず、代替医療にを積極的に取り入れようとする人が数多くいます。 フコイダンにはアポトーシス作用の他にも、ガンに働きかける作用として、新生血管抑制作用があることがわかっています。 新生血管抑制作用・・・・ガン細胞は、発生したばかりの段階では細胞につながる血管は無いのですが、しかし、増殖していくためには栄養が必要なため、近くの血管に対して信号を送ります。そして、補給路として新しい血管を作ろうとするのです。その信号に呼応して出来る血管を新生血管と言います。  新生血管は栄養の補給路だけではなく、老廃物の排出にも使われるため、ガンの転移を引き起こす。この新生血管が出来るのを防ぐ作用を、新生血管抑制作用といいます。 増殖したガン細胞の周辺には、健康な細胞から新しい血管が伸びていきます。この新しく出来た血管から酸素や栄養分を受け取ることで、ガン細胞はますます増殖していきます。 フコイダンの新生血管抑制作用とは、ガン細胞周辺に血管が出来るのを防ぐ働きのことです。つまり、ガン細胞を”兵糧攻め”に対するのです。 又、ホスピス医の土井龍一先生はこの新生血管抑制作用の他に血液の抗凝固作用に注目しています。

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