『父の日』(6/21)向け"一升瓶"ビールが好評
「一生」の感謝込めた「一升瓶ビール」
神奈川県厚木市金田の地ビール製造会社「サンクトガーレン」が「父の日」向けに2000本限定で発売した一升瓶(1800ミリ・リットル)入りの特大ビール(2310円)が注目を集めている。
通常の瓶ビールの3倍近い大きさという珍しさも手伝ってか、「結婚式で使いたい」、「定年退職のお祝いに」といった問い合わせも多く、1000本以上の増産に追われているそうだ。
一升瓶入りのビールは、通常のビールと黒ビールの2種類。それぞれ「感謝の一升〈金〉」「同〈黒〉」と命名。1000本ずつの限定生産の予定で、先月20日からインターネットなどで注文を受け付け、2日に発売したところ、1・5倍以上の注文が舞い込んでいるという。
同社は常時7種類の地ビールを製造する傍ら、バレンタインデーにはチョコレート風味のビール、夏には県産オレンジ「湘南ゴールド」の果肉を加えて発酵させた発泡酒など季節ごとに様々な製品を作っている。
今回は「父の日に何かインパクトのあるものを」と考え、「花見やお祝い事など日本の文化や風習から切り離せないもの」と一升瓶の使用を決定。「一生(一升)の感謝を込めて」という意味も込めた。
一本の分量が多いため、飲みやすくしようと原料のホップの配合を工夫して苦みを減らし、さわやかさを出した。黒ビールも、まろやかな味に仕上げた。賞味期限は30日と短いという。
サンクトガーレン 「一升瓶」地ビール