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新居へ引越しの当日

くるみ（観月ありさ）の婚約者の和也（細川茂樹）は彼女の全財産を持って姿をくらませ・・・

仕事は既にやめ、両親には縁遠く、田舎の祖父（大滝秀治）には頼れず途方にくれるくるみ・・・

そんな時、交通誘導員のおっさん(イッセー尾形)に声をかけられ

和也のためにと作った手製のおはぎを食べたおっさんは

そのうまさと懐かしさに感激して泣き・・・

くるみはおっさんに交通誘導員の仕事を紹介してもらい

そのお礼に作ったお弁当が作業員の間で評判を呼び

我も我もとくるみのお弁当を食べたがる人の輪が広がっていき・・・

一方、くるみの前に見知らぬ少年が現れ

和也からは「俺の息子なんだ。必ず帰るからしばらく預かってくれ」と電話がかかってきて

中学２年の息子、康太（野村周平）も父に婚約者がいたことを知らず、

「あんな男の言うことを信じるな！」と反発して出て行ってしまい・・・

ある日、元派遣仲間のミキ（西原亜希）に

結婚がダメになって交通誘導員の仕事をしていることがバレてしまい

「だまされたってこと早く認めないと」とミキに断定され

くるみも、事実と向き合わざるを得なくなり

母に捨てられた子どもの頃のことも思い出し

どん底まで落ち込んだとき、警察から電話がかかってきて・・・

補導されて行き場のない康太を連れ帰ったくるみは

康太とふたりで和也を待ちながら共同生活をすることを決め・・・

休日、おっさんと作業員仲間達が公園でくるみを励ます宴会を催してくれ

くるみ手作りのおはぎや太巻きなどごちそうが並び・・・

その様子を近所の子供がうらやましそうに眺めていると

その母親・さくら（ともさかりえ）が血相を変えて飛び込んできて・・・

くるみはやっぱり騙されたのでしょうか？

あんな美味しい料理を作るくるみなのに・・・

美味しい手作り料理は人の輪を広げていき

傷付いた心を癒してくれますよね・・

次回も楽しみですね