panch2074のブログ

彦根城裏

2年前に数十年つかっていたミシンが壊れた。
買ったとき悪戦苦闘するようなミシンだと、いやだと言ったとおり、さしたるトラブルもなく、
つかいたいときうまくつかえ、気に入っていた。
洋裁なんてできないが、当時バブルのさなか、10万円するブラウスが好評だと､新聞で読んだような、勿論あつらえだけれど、私には買えないと思った。
そんなブラウス私も欲しかった。
買えないなら作ってみようと思い、高い生地を買って、丁寧に作った。
それがこのミシンで作った最初の傑作。
色違いでもう一枚。母のブラウスも作った。

修理しようと箱に入れ、2年間玄関に置きっぱなしだった。
何を思ったか、もう一度このミシンを点検しょうと､掃除しだした。
それでやはりダメだと確信した。

修理しようと思ったのは、性能のよいミシンだったので、今更安物を買っても
納得できないだろうと思ったから、ミシンには過去に、いやな経験がいっぱいある。

過去、大過去。
その過去の方の、新しいものは、シンガーの一万円のミシンを、半年ぐらい使い倒し、
潰したこと。このとき、小さいミシンはダメだと思った。押さえが効かない。


ミシンって、飾るものでない。性能が悪ければ新しくても、捨てなければならない。


はじめは前の機種と同じブラザーを選んだ。
YouTubeなど見ていると、その選択はあまりにも保守的だと思って、
気が変わった。

もう一つ引っかかったのは、明日この世をさらばするかもわからない年齢。

買うものが失せてしまう。断捨離って、死ぬ準備、
これじゃいけないと思った。

いつも元気でるのが、テレビ番組、「ぽつんと一軒家」
あれ見ると、年に関係なく、いやに元気な老人が出てくる。
それもすごく頑張っている。
私も諦めちゃいけないと、元気づけられる。


ミシンの修理をしていると、途端にミシンを動かしてみたくなり、
新しいものを買うことにした。

店を探し、ポッチンしようと思うと、ポッチンできない。

あまりにもたくさんの記事をパソコンに広げていたからだ。

くちゃくちゃ、戸惑いながら、ポッチンする。

作りたいものは、布団カバー

それで安い布もポッチンした。

楽天って罪だなあ。
楽天お買い物マラソンって、特に罪。

無駄なもの買っているんじゃないかって、いつも考えさせられる。