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皆さんは自分の人生の価値を何にみるでしょうか。
著述家の伊藤守は「自分の価値は、誰かにいいねと言われたから上がるものでもないし、けなされたから下がるものでもない」と言います。私はこの考え方に賛成です。 自分自身できちんと人生の目的を決めて志を立て、自らの絶対的な価値を生み出していかなくてはいけません。 誰かの役に立って「いいね」と言われるのはともかく、行為自体をどうこう言われることにあまり意味はないと思います。 勝海舟は、幕臣から明治新政府の要職に就き、福沢諭吉に批判を受けた時に「毀誉は人に存す、行蔵は我に存す」と言いました。他人にどうこう言われても、所詮他人の言うことであり、自らの行動は自分自身にあるのだという言葉です。 彼は最後に徳川慶喜の名誉を回復して死んでいます。 また、佐藤一斎の言志録には「当今の毀誉は懼るるに足らず。後世の毀誉は懼るるべし」との言葉が記されています。 佐藤一斎は、後世の評価こそ気にしなければいけないと言っているのです。 周りのことばかりを気にせず、自らが正しいと思えることで世の中の役に立っていく。その小さなことが、やがて大きな結果を生み出していくのではないでしょうか。 私も自分のできることはわずかですが、少しでも社会の役に立てるよう、頑張っていきたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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