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今日から定期試験も終了し、どの学年も気持ち新たに授業が始まった。
僕達の仕事は勉強を教えることには変わりはないだろうが、それだけに特化することは出来ないように思う。 「教えるまでの準備」 これが絶対に最も労力が掛かる部分だ(と僕は思っている)。 勉強で得た知識は水ものだから、稀にいる極々小数の生徒を除けば1回で完璧になる生徒はいないだろう。 学んだ内容が翌日に消えかかり、それを再び呼び戻す。 繰り返しによって脳に定着させる。 結局のところは、意識が大切であって、気持ちが大切で有って… そういう準備無しに、週数回の授業だけで学力の向上を図ることは出来ないように思う。 そして、人間的な成長も… 指導をしていても「言っていることが分からない。理解できない」そして、「聞かない」という生徒だっている。 でも、それは生徒だって 「そうしたくしてしているわけじゃない」 「いや、でも結局は無意識に『聞こうとしていない』から結局こうなるんだろう」 教える側の僕もそういう気持ちの揺れ動きは毎日のようにあって… でも大切なのは、常に「働きかけていく」こと。 「何回も言ったじゃん!」 僕自身凄く嫌いな言葉であって、でも多用する言葉でもある。 何度言ったって伝わってなければ意味は無い。 伝わるように伝えられなければ意味は無い。 一人一人、成長のきっかけをつかめるよう、 何度だって、しっかりと伝えていきたい。 今日のマックス嬉しかった出来事… 今までよりも良い点数を取れていても、 80点台、70点台を取れるようになっても、 それでも不満 そういう言葉を発する生徒が随分多い。 自分の中に抱くその思いを絶やさず、前進していけるように応援していく。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.09.08 23:43:43
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