ゆうきち先生の塾長日記”日々これ物語”

テスト前に思いっきり勉強出来るチャンスの一日が終わりました。

多分これを見るのは朝だったり、今日木曜日に塾に向かう前だったりと思いますが、

もう一度しっかりと考えて欲しいのは昨日一日の学習を実のあるものに出来たかどうかということです。


机に向い、椅子に座っている時間と成績は比例しません。

勉強時間と成績は比例します。


同じ教室、同じ空間で時間を過ごしたはずなのに、どんどん知識を蓄積していく子もいれば、何度も何度も同じ間違いを繰り返し、中々前進できない（＝しようとしない）子もいます。

違いはたった一つ。



勉強していたのか？

ただ座っていたのか？（これは勉強にならない、やったつもりだけ残る作業勉強も含みます）

です。



昨日のプレでも○付け終了後に間違った問題に対して悔しがり、それでも「今間違えて良かったね」という言葉を素直に受け止め、そのまま見直しに集中して取り組む子もいます。


対して、プレの点数とこれまでの点数とを比較し、何を勘違いをしたのか「上がった」と結果だけを見て、間違えた問題の直しに一向に入らない子もいます。

これは、「喜ぶな」ということではありません。自信を持って良いいんです。喜んで良いのです。それは君の頑張りが少しずつ形になってきているのだから。


でも、そこで過信をしても意味が無いんです。

出来るようになったという事実もあれば、

未だ出来ていない箇所があるという事実もあるのです。


ならば、○付けを終え、ちょっとにやけたら、言われる前に次のステップに向けて解き直しや見直し、確認作業に又取り組むべきなのです。

何度言われても横を見ては後ろを向き、後を向いては横を向き、

そういう君が何度も同じ個所で間違えをしているという事実に気づくべきなのです。



口で何度も言ってますが、文字にされると又違う間隔もあると思うのでこうしてブログに書きました。




良いですか？

自分の為にした努力ってのは、絶対に自分を裏切りません。

しかも、本気の努力ってのは周囲の人にも幸福をもたらすと僕は思っています。


教室でも君が一所懸命に勉強すると、

君の頑張りのレベルが上がっていきます。その力は人生において絶対的な武器になります（と僕は思っています）。

君の成績に繋がります。その成績を手にした時に嬉しいのは誰よりも君です。ですが、君と同じくらいお父さんやお母さん、家族は嬉しいと思います。ついでにいうと、僕は「上がりました！」っていう照れくさそうな、自慢したいけど謙虚を保っている、それでいて何だか奥からこみ上げている「にやけ顔」を見るのがめっさ嬉しいです。

そんでもって、君が自分の為に頑張っていると、その姿を見て仲間が刺激を受けます。「私勉強全然してないよ～、あはは～」みたいな、そういう関係ではなくなります。「こいつに負けたくない」「こいつのようにがんばろう」「「こいつが頑張るなら俺もがんばろう」、色々なケースがあるでしょうか、仲間の気持ちに火をつけます。

そんでもって、そんな自分の為の努力を怠らない君は、絶対に仲間の妨害になるような行動は起こしません。自分の為に一所懸命に頑張れる人間は、周囲の人間の邪魔を出来ないようになっているのです。

後を見たり、横を見たりすると僕が口酸っぱく、時には愛のけつキックをいれて、時にはピコはんで愛のモグラたたきをいれて、時には本気の平手ヘッドクラッシュを入れているのは、

それは自分の為になっていないと思うからです。

それによって、周囲の仲間に迷惑をかけるという自覚が無いからです。

それによって、その子にとって本当に価値のある時間を無駄に使わせてしまうからです。




月曜日には第２陣一発目の定期が始まります。

自分の為に努力！

そうしてみんなハッピー！


そういう仲間になっていってくれる事を願います。