カテゴリ:本紹介
別に泣ける内容ではないんです。。。
前にも書きましたがバリバリに厚い上下巻にも関わらず 1ページ2段構えの大作でして・・・ もっとかかるかな~と思っていたのです。 いや~なかなかよかったです。(感無量・・) やっぱり映画になる作品ですね。 映画観た方もいるでしょうし・・まずはさわりだけ・・ ********* 発端は大学生の交通事故死から始まる。 終戦50年余りのこの時代(この本の時代は)こんなことホントにある? といった差別問題に就職と恋愛を諦めざるを得なかった 息子を思い歯科医の父の自殺。 そんな娘の家庭問題と自分の半生を思いながら、競馬仲間達と 「レディージョーカー」(誘拐犯グループ)を作り 一兆円企業の社長を誘拐し身代金強奪を図るというあらましではあるが・・・ その中で事件を追い記事を書き続ける新聞記者や刑事達 企業に寄生虫のように放れない総会屋との絡み、裏で操る政治家達 地下金融をめぐる飼いならされた証券マン達。 突然のフリーライターと新聞記者行方不明事件から 地検が動き出す。事件は思わぬ展開に・・・・ 犯行グループの人間関係。。。 新聞記者の根来、合田刑事の心情なども読み応えありました。 前回の「クライマーズ・ハイ」のような、男の生き方! 見たいな感じですが・・・私こういうの好きかも・・・ 次回は宮部みゆきさんに取り掛かりますが・・・ その前に頭柔らかくするために赤川次郎さん読んでます。 この人の作品すき!疲れ取れます。。。 ***************** 今日も会社社長の自殺報道なんかがありましたが 企業の中も何があるか分からないという所ですね。 読み終わったばかりの本の内容とかぶる事件だと 思い興味を引かれてしまいました。 そうそう見比べてほしいものがあるの! これ前に紹介した家のセロジネ。 これが今開催されているラン展のセロジネ。 こうなるのに何年かかるの?。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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