530662 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

体感!JUNKムービー

体感!JUNKムービー

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Comments

ぞううまことり@ Re:映画音楽がやって来た!「日本映画と音楽」特別演奏会(05/26) 舞台の狭さを利用したオーケストラの編成…
ぞううまことり@ Re:『9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019)』~ベストセラーは誰のもの?(05/04) ストーリーの展開を面白くするのは、見る…
ピーターラビラビ@ Re:『ゴジラxコング 新たなる帝国(2024)』~エネルギー、フルチャージ⁉(04/28) ゴジラ映画は、戦っている時が迫力があり…
ピーターラビラビ@ Re:世紀の怪物/タランチュラの襲撃(1955)~あの大スターはどこにいた?(05/21) 虫が巨大化される映画は、過去に何作もあ…
ピーターラビラビ@ Re:『シン・ランペイジ 巨獣大決戦(2020)』~シンの連鎖反応(11/15) 巨大化した蜘蛛とワニが戦うシーンがどう…

Freepage List

March 16, 2008
XML
カテゴリ:アクション
 映画開始早々、タイトルロールの殺し屋“ローグ”は撃たれてしまいます。FBI捜査官のジョンに飛びかかろうとしたところを、同僚捜査官トムに銃撃されるのです。 “ローグ”は、死んだのか?海の中へ墜落、死体は上がらない(この場面は夜で暗いため、“ローグ”の顔や姿はよくわかりません。
 とはいっても、タイトルロールが死ぬわけはないんだから、“ローグ”を演じるジェット・リーの姿を拝めないで映画が終わってしまうことはないだろう。“ローグ”は、生きているに違いない。いや、生きていなければならない。でも、映画が始まってすぐに撃たれてしまうなんて、ジェット・リーは弱いじゃないか。なんだか気抜けします。
 それはいいのですが、海に落っこちた“ローグ”が、暗がりの中でなんだかあんまりジェット・リーらしくないのはなぜ?

 “ローグ”はやはりこの時点では死んでおらず、トムの家に仕返しに現れる。ここでもやっぱりジェット・リーの顔は見えない。トムは、妻と子供共々葬られ、家に火をつけられてしまいます。
 駆けつけたジョンは、惨劇の現場を見て、“ローグ”に復讐することを誓うのでした。

 3年後、サンフランシスコを舞台に中国マフィアと二本のヤクザが抗争を繰り広げるその渦中に“ローグ”が姿を現した。ようやくジェット・リーの登場です。執念で“ローグ”を追うジョンとの激突!“ローグ”は、正体をつかまれないために、整形手術によってたびたび顔を変えているとのこと。今回は、ジェット・リーの顔になってのお目見え。だから、冒頭撃たれて海に沈んだ時点の“ローグ”は、ジェット・リーに見えなかったのだ。
 
 極悪非道、冷酷無比の殺し屋“ローグ”。しかし、中国マフィアに味方していると見せかけ、日本のヤクザとも通じている。一体なぜだ?そして、トムの妻や子供も、情け容赦なく殺してしまったのに、マフィアのボスの妻子を命がけで救うのはどうしてだ?

 当方は、ジェット・リーの切れのいい格闘技アクションを見たいわけです。しかし、期待に反して、ジェット・リーは、あんまりカンフーを見せてくれません。ちょっと欲求は不満。

 この映画には、日本の若手ヤクザの役で、ケイン・コスギが出演しています。冒頭のタイトルクレジットに名前を見つけたときは嬉しかった。なにせあの「ウルトラマンパワ(1993)」のウルトラマンパワード/ケンイチ・カイ隊員でしょ、「忍者戦隊カクレンジャー(1994)」のニンジャブラック・ジライヤですよ。そして、ゴジラ FINAL WARS(2004)」の風間勝範役では、見事なカンフー・アクションを見せています。お父さんは、ハリウッド・アクションスターのショー・コスギですし。
 それなのに、ケイン・コスギはヤクザの親分(石橋凌)に耳をそぎ落とされてしまいます。真剣を使って、寸止めルールで稽古をしていたら、ケインはうっかり石橋凌の着物の袖を切り落としてしまったのです。そのため、親分の怒りをかって、その場で耳を切られてしまいました。
 そんなケイン・コスギなので、タイトルクレジットに名前が出ていても、出番はここだけなのかと心配しました。ところが、ヤクザの親分がアメリカに乗り込んできたのに耳を髪で隠して同行、ついにジェット・リーと夢の対決が実現します。やっぱり格闘技ができる男同士の対決は見応えがあります。
 けれども、明らかにケインは格下扱い。映画の中では、ジェット・リーVS石橋凌がセミファイナル、ジェット・リーVSジェイソン・ステイサムがメインイベントとして扱われています。残念ながらジェット・リーVSケイン・コスギは、前座試合。ケインは奮闘むなしくジェット・リーに敗れ去ってしまいます。ケインよ、もっとビッグになって、ジェット・リーとメインで闘ってくれ!

 さて、このジェット・リー、じつは本物の“ローグ”ではありませんでした。ラスト近くにどんでん返しがあります。ご覧になってない方のために、説明はいたしません。さすがに“スター”ジェット・リーを悪役にはしないのです。
 また、ジョンが執拗に“ローグ”を追うのはトムの仇討ちのためだとしても、マフィアVSヤクザの抗争を異常に執念深く捜査するのはなぜか、その理由がよくわかりませんでした。しかし、映画を終わりまで見れば、そういうわけだったのか、と納得できます。
 
“ローグ”でなかったジェット・リー。ある男が整形手術で本来の顔をジェット・リーの顔に変え、正体を隠して“ローグ”になりすます必要があったのです。つまり、ジェット・リーは“ローグ”ではないばかりか、もともとジェット・リーの顔をした人間はいないということになります。なんだか今回のジェット・リーは仮面みたいな存在で、つかみどころがありませんでした。
 
 それにしてもデヴォン青木って美人なのだろうか?

人気blogランキングに参加中。クリックしてね。ご協力、よろしくお願いします。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  March 31, 2012 06:58:01 AM
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.
X