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November 27, 2016
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カテゴリ:ホラー映画

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キーワードは、エイリアン・アブダクション、山小屋ホラー、マイケル・アイアンサイドだ。

 ストーリーの骨子的には「エイリアン・アブダクション」である。

 映画の冒頭では、家族が宇宙人に連れ去られる。母親は、電話ボックスから電話をかけて助けを求めるが、電話ボックスごと空に舞い上がり、空になった電話ボックスだけが落下してきて粉々になる。

 エイリアン・アブダクションとは、宇宙人に誘拐されて、人体実験をされるというもの。

 映画の中には、キャトル・ミューティレーションも出てくる。
 キャトル・ミューティレーションとは、家畜の体の一部がきれいに切り取られるというもの。それは、耳や足といった出っ張り部分ではなく、腰の肉などが円形にスライスされたような状態だから異様だ。

 この映画は、SFではない。ホラー映画であり、恐い対象は宇宙人という設定なわけだ。

 という前提で見ていたのだが、次第に「山小屋ホラー」の様相を帯びてくる。

 山小屋ホラーとは、能天気な若者たちが山小屋に遊びに出かけ、そこで恐怖に遭遇し、阿鼻叫喚の事態に陥るというもの。

 『死霊のはらわた(1981)』では、若者たちが山小屋で悪霊を呼び覚ましてしまう。
 『キャビン・フィーバー(2005)』は、若者たちが正体不明のウイルスに感染していく。
 『マイティ・ソー(2011)』のクリス・ヘムズワースが出演していた『キャビン(2011)』は、タイトル通りの山小屋で恐怖に襲われるのだが、じつに意外性のある展開だった。
 『アックス・ジャイアント(2013)』も、山小屋ホラーの一種だ。遊びにいったわけではなかったが。

 山小屋ホラーは、ホラー映画の定型のひとつ。
 襲ってくる恐怖を変えれば、つぎつぎとホラー映画ができる。

 そして、はめをはずす若者たちの中に、なぜかけっこうまともなのがいるのもお約束。そうじゃなければ、観客の感情移入が図れない。

 今回は、山小屋に出かけた若者たちが、恐怖の宇宙人に襲われ、エイリアン・アブダクションの犠牲者となっていくのだ。

 3つめのキーワードは、「マイケル・アイアンサイド」。

 彼は、『スキャナーズ(1981)』や『面会時間(1982)』のアブノーマル・タイプの人物を、じつに恐く演じて売れた人。
 B級映画に、名が売れた俳優が一人、昔の名前で出演するのことはときどきある。

 今回も、マイケル・アイアンサイドは、山の中で、一人麻薬を栽培しながら暮らし、なんだかアメリカ政府と宇宙人との取引についても知っているみたいだし、それでいて主人公の女性にはやさしい、そんな変人を演じている。

 当方は、つぎのように期待した。
 せっかくビッグ・ネームのマイケル・アイアンサイドを起用したのだから、宇宙人とつながっているマイケル・アイアンサイドが、アブノーマルな形相で襲ってくると。
 それがマイケル・アイアンサイドを生かす道。
 しかし、そうではなかった。

 大変残念。
 きっと、宇宙人より恐かったはず。

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Last updated  November 27, 2016 04:21:54 PM
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