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January 29, 2017
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カテゴリ:カテゴリ未分類

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 月光仮面、七色仮面、遊星王子‥‥。
 東映スーパーヒーローは、草創期よりテレビ版とともに劇場版があった。

 日常的にはテレビ版に親しんでいるのだが、劇場版には特別感や「特上」の趣があった。

 そんな人生の原体験があるから、今でも、劇場版仮面ライダーや劇場版戦隊ヒーローを見に、東映の映画館に足を運ぶのだ。

 とりわけ、戦隊ヒーローは映画館で見たい。
 巨大化した怪人と戦隊ロボのバトルは、大スクリーンで見てこそ堪能できるというもの。

 そういったところで、劇場版『ジュウオウジャーVSニンニンジャー』を見るため、意気軒昂に映画館へと足を運んだ。

 例によって、最初、両戦隊は対立する。
 なぜかニンニンジャーが、ジュウオウジャーを妖怪だとして退治しようと襲撃してくる。
 そして、都会のど真ん中で忍者ロボと動物ロボが大激突。
 ベビーフェイス(善玉)同士の夢の対決だ!
 と喜んでいる場合ではない。
 巨大ロボの大バトルのせいで建物は破壊され、市街地は大ダメージを被る。
 知らせが早かったのか、予算の都合か、逃げ惑う人々は皆無だったのが救いだ。
 これが『アベンジャーズ(2012〜)』の世界観なら、世間から厳しい批判が出て、戦隊ヒーローを国際的政治組織の管理下に置こうという動きも出てくるだろう。
 しかし、劇中に戦隊ヒーローが非難される場面はない。
 東映スーパーヒーローの世界観でよかった。

 ともあれ、見せ場が多くて目を楽しませてくれる。

 いつもなら、仮面ライダーでも、戦隊ヒーローでも、等身大ヒーローのバトル場面では周囲が破壊されないことが不満である。
 マーベルも、DCコミックも、スーパーヒーローの映像作品(映画、テレビ)では、バトル場面において、スーパーヒーローたちの並外れたパワーのぶつかり合いのあおりを受けて、周囲の壁といわずフェンスといわず破壊されまくる。
 しかし、東映スーパーヒーローの闘い方は、周囲の環境にやさしい。
 ロケ地を汚したり、傷つけたりすることはできないからね。
 予算的に、なかなかバトルのためのセットを組むことは難しいようだ。
 そこが物足りなかったが、今回は、流れるような展開とアクションで、周囲への影響まで気にしているヒマがなかったよ。

 スーパー戦隊の「名乗り」も、2チームだから、劇場版VSシリーズでは2倍になる。
 この「名乗り」は、歌舞伎の『白浪五人男』勢揃いの渡り台詞がもとになっている。
 10人を超すヒーローが「名乗り」を上げると飽きるのではないかというと、そんな心配は全然いらない。全員が言い終わるまで、頭の芯が痺れっぱなしだったね。東映ヒーロー映画を60年近く見続けてきた身であっても、そのかっこよさにはエモーションが揺さぶられる。
 
 そうして、等身大ヒーロー2チームが、各色入り混じってキレのある大乱闘を見せた後は、クライマックスの巨大対決だ。
 今回は地に根をはる植物怪人が、とんでもない大きさになる。
 その超巨大植物怪人と戦隊2チームの複数のロボが激戦を繰り広げる。

 当方は、CGよりも特撮贔屓であり、ミニチュア・ワークに心惹かれる。
 今のご時世では、映画の全編がミニチュア・ワークというわけにはいかない。
 また、CGだって使いようで、空想映画の世界がさらに活性化すると思う。
 けど、東映も−東宝、円谷だけでなく−これまで素晴らしい特撮シーンを生み出してきた歴史がある。そして、この映画にも、東映特撮の歴史と伝統は確実に受け継がれ、テレビよりもデラックスな形で提示されている。
 その卓越した特撮技術は、テンポの早い映画を一度見ただけでは十分に味わい尽くすことはできない。
 なので、後日、ビデオでていねいに見ていきたいものだ。

 というわけで、東映が築き上げてきた、颯爽とした正義のヒーロー像と見応えがある特撮シーンは、劇場版でいっそう楽しむことができるぞ。

 ところで、この映画を見たのは、封切りから2週間ほどすぎた日曜日の朝一番。この日、この映画館では一回きりの上映だった。
 観客は6組15人ほど。その中で、子供(幼児)は二人だけ。あとは、その子たちの両親も含めて大人ばかりだった。

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Last updated  January 29, 2017 08:52:16 PM
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