男の羅生門 ‐ Guitar&Bike Life ‐

2023/11/05(日)15:18

【総集編】愛器讃頌 ~ 俺の愛するギター達 ~

エレキギター(146)

何となくですが、今持っているギター達をまとめてみました。 我ながら持ちすぎ・・・減らしたい気持ちもあるんですが手放したいギターが無い状況です。 其々に良さがあり、個性がある。サウンドの個性ってのは一番大事です。 ということで総集編です。 ■Gibson Custom Shop 1959 Les Paul Standard ‘14年製 Lemon Burst Murphy Aged HAND SELECT 2014年製カスタムショップのマーフィーエイジド&ハンドセレクトをベースにゲイリー・ムーアの愛器 グリーニー仕様へカスタマイズした本器。 ピックアップ(カスタムバッカー)は逆付けになっていてフェイズサウンドを楽しめるわけですが、そんなのは大して重要な部分ではない。とにかくコイツはボディの生鳴りが凄まじく、全身を震わせながらアコースティカルに鳴ります。 太く枯れたサウンドでキレがあるのに柔らかい。見る角度でプレーンに見える程に動く複雑な杢やフレック、密度ありまくりなマホバックやローズ指板等、組み合わせられた木材の質、そこから生まれる音、激渋の見た目も奇跡的で最高の組み合わせが歴代最高の当たり個体だと感じている珠玉の1本。 購入後の仕様変更はバンブルビーレプリカから本物のバンブルビーへ交換。 ​※詳細はコチラ​ ■Gibson Custom Shop 1959 STD HAND SELECT 2014年式のスタンダード1959ハンドセレクトで豪華なトラ杢が派手な本器。エイジドではなくVOS仕上げです。重量が4.0kgジャストで明らかに硬そうなトップ材の影響もあり、ローミッドがしっかり出つつもアタックがボケないので歪みに強くロックに向いています。ピックアップやコンデンサー等は何度も仕様変更しましたが、今はK&Tピックアップ(WEEP)に落ち着いて高解像度で良質なレスポールサウンドを奏でてくれます。クセなく万能タイプでクリーン~ハイゲインまで使いやすいギターです。  ​※詳細はコチラ​ ■Gibson Custom Shop 1956 Vintage MOD 2013年式のカスタムショップ1956をベースに魔改造が施された1本。 ピックアップのP-90含む電装系は全て1950年代のリアルヴィンテージに変更、ボディもアーチ修正とブラスパウダー塗装やエイジングが施されています。見た目は普通ですが手間暇かけて仕上がっているギター。購入した時には既にこの仕様になっていたので変えたのはノブくらい。意外にも音はハムバッカーよりも太く元気でガッツあるサウンド。生鳴りもデカくクリーンサウンドのメロウさ、歪ませたときは特にフロントのトーンが段違いに美しい。弾き込んで見た目を更にボロボロにしたいので使用頻度高めです。  ※​詳細はコチラ​ ■Bizen Grain Arched Top Jacaranda Neck ホンマホボディにハードメイプルトップ、ハカネック&指板とセレクトされたハイグレード材を贅沢に採用したGrain。 『レスポールにハカランダネック』というコンセプトで製造され、ボディはBurn℮d同等の厚さ(分厚い)に設定しています。 当初は幅広い万能型でしたがレスポール寄りの特性にしたくなり、ピックアップをジミーウォレス、コンデンサーをグレイタイガーNOSに変更。出音はレスポールのヴィンテージ系トーンですが通常存在しないスペックから生まれるスピードとクリアさ、高い解像度とレンジがあり、響きが良いのでリバーブが無くても余韻に浸れます。歪ませたときのサウンドもバイイィーン!と異次元の官能サウンド。ある種の完成形です。  ※​詳細はコチラ​ ■Navigator N-LP680 国産レスポール系ではハイエンドな部類に入るESP直系 Navigatorのカタログ非公開フラッグシップモデル。ボディ&ネックはホンマホでトップは角度でギラギラに動きまくる5Aハードロックメイプル、指板はニューハカランダ(ホンジュラスローズ) 現物を見ると一番派手に見えるのがコイツです。正式な重量は不明ですが恐らく4.2~4.4kgはある印象で結構重いです。音は枯れていて比較的かたい傾向ですが耳障りではなくジャキっとしたキレの中に丸みがあります。音が太く倍音の乗り方も格好良いギターです。元はダンカンのピックアップでしたがギブソン カスタムバッカー、コンデンサーをタイガーNOSに交換。  ​※詳細はコチラ​ ■mini Les Paul MOD グラスルーツのミニギター。子供用に中古で買いましたが遊び半分でカスタムの餌食にしてしまった1本。ピックアップを定番のダンカンJB、コンデンサーをオレンジドロップ。他、配線をスムージング化してトグルスイッチ(ダミー)を結線しダイレクトスイッチ化。トーン変化した音とダイレクト音を使い分けることで2ピックアップの様なトーンチェンジを可能としてみました。牛骨ナットとロックペク、エイジングが施されています。フロント部はスピーカーのまま音が出るので本体のみで演奏も出来ます。調整にはとことんこだわり、アンプに繋げばミニギターとは思えない素敵な音を出します。  ※​詳細はコチラ​ ■Kigoshi Custom Guiter KT-Special 木材を削り出すところから全て手作業という時代に反するアナログさで生み出される木越ギター。そんな中でハカランダネック&指板を採用したフラッグシップモデルがKT-SPECIAL。シンライン構造が故にエアー感があり、ソリッドボディとは違う暖かさを感じることが出来ます。ハカランダ材 極太ネックは音の芯を消さず豊かな倍音と発音の良さをプラスしていて、音は太く、いなたくも扱いやすい。スピード感も抜群で、この見た目に反してヴィンテージギブソンに通ずる複雑で美しい音色を持っています。なかなか出会えないトーンが素晴らしく、もう一本欲しいくらいに大いに気に入っている1本です。  ​※詳細はコチラ​ ■Killer KG-PRIME Signature 2014 ver ジャパメタを愛し、とりわけLOUDNESSのギタリスト AKIRA TAKASAKIは尊敬しているが故に手に入れたKG-PRIME’14。 軽量なセレクテッド アッシュボディにメイプルネック。ピッキング後の発音の良さとスピード感は持っている中では最速です。購入後はピックアップを高崎晃モデルへ変更。ストラトを図太くしたような音でボディ全体を震わせて鳴ります。クリーン~クランチはストラトに近いクリアさと硬質さを持ち、ドライブサウンドではローミッドを拾いながらも抜群の分離感で突き抜けるサウンド。メタルを弾くには気持ち良くて仕方がないギターです。  ​※詳細はコチラ​ ■RANDOM STAR “THE RED LEGACY” AKIRA TAKASAKI と言えばこのランダムスター。初期に使われていたランダムスターの現在を完全再現して復刻した35周年記念モデル RANDOM STAR “THE RED LEGACY”です。このモデルの為だけに製作されたブリッジ(フリッカーI)や本人所有器同様に演出された百戦錬磨の傷は数々の伝説を渡り歩いてきた名器の今として見ているだけでワクワクしますね。 単にコレクターズアイテムかと思いきやサウンドが素晴らしい。 まさに1980年代の『THUNDER IN THE EAST』で聞けるサウンドに酷似した音を出します。KG-PRIMEが現代、ランダムスターは過去の全盛期といった印象。通常ランダムスターよりもミドルが出ていて、歪ませずともガランと乾いた存在感のある太い音を出します。ただ、フリッカーIに関してのチューニング調整は安定するまでマジ面倒くさいです。  ※​詳細はコチラ​ ■Taylor/224ce-Koa DLX 全面にコアを使用したテイラーのエレアコ。杢目マニアの自分としてはこの上品で派手な見た目の良さ、クセの強いコア材の音に惚れ込んでテイラーの下位グレードから切り替えました。この手のギターは弾き語り程度しか弾く技量が自分には無いので持っているのはこの1本のみ。音は発音が良くキレも抜群で、ジャラ~ンと掻き鳴らしたときにドライブしたかのようなドンシャリ感が格好良い。一般的にイメージする暖かい音ではありませんが、エレキでいうクランチサウンドのような暴れ方をするドンシャリサウンドが気に入っております。とは言え、今のところ日中に弾ける余裕がほぼ無い為、最近はまったく弾けていません(汗)  ​※詳細はコチラ

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