|
カテゴリ:思ったこと
今日昼飯を食べに寮に戻っていたときのこと。
ラーメンをずるずる食べながらテレビを観ていると中学受験に向けて有名進学塾で勉強する小6の生徒達の特集が放送されていた。 なんでも彼らは超難関校と呼ばれる中学校に入るため、この夏休み勉強合宿や夏期講習で1日10時間程度勉強していたらしい。そして彼らの遊びが将棋。頭を使うからそういった「遊び」が小学生には人気らしい。 彼らはおそらく小学校時代のほとんどを友達と外で遊ぶことなく塾で過ごしていたことだろう。そしてこれからも「遊ぶ」ということはあまりしないのかもしれない。(これはあくまでの僕の偏見。) 別に勉強することを否定するわけでも中学受験を非難したいわけでもない。ただちょっと危うく思ったりする。 「彼らは人とのつながりの重要性や誰かと何かに一生懸命取り組むということはどこで勉強するのだろう。」 世の中には、気が合う人、気が合わない人色んな人がいて笑ったりけんかしたりしながら一緒に「遊ぶ」ことで人の気持ちを考えたり誰かと何かをすることの楽しさを学ぶことができる。これは塾の授業では学べない。 いずれこの国の重要な担い手になるであろう彼らだが、小学生という時期に人と関わることをあまりしなかった。知識が豊富でもそれを応用する柔軟な思考や人の気持ちを考えられることが出来なければ、その小学生時代にがんばったことは将来生かされることはないのではないか。 そんなことを思った昼休みだった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.09.05 23:26:30
コメント(0) | コメントを書く |