〔記録〕10年ぶりに右下肢の裏側痛で整形外科に行く・・
【症状】2月26日(月)の夕方から右の太もも側面・裏側が軽い肉離れのような違和感が発生。但し腰痛はない。(注:症状の直前は交差点を急いで渡ったり、1kmほど歩いた程度が主な影響要因のようだったが)1ヶ月前ごろからも交差点を走って横断した後などにも類似の症状があったのでその悪化か・・?よくありそうな症状だが、異なるのは仰向けに寝ても太もも裏・側面や膝の裏側に鈍痛を伴う点である。この延長で椅子に長く座ると右側太ももの裏がだるくなる。一方、路上や階段の歩行に問題なく、背骨を反っても痛みなく、前かがみでも痛みは無いので寝る場合を除き軽症だと推測。(個人的な身体の硬さによる筋肉スジ伸ばしの痛みは別)このように日常生活は寝るときを除き問題ないが、夜間の睡眠に右の下肢裏が痛い支障あり、バッファリン等の痛み止め&睡眠誘導がないと3日間ほど2時間強の睡眠となり医者に行くことにした。【外科の診察】整形外科の客は9割が高齢者(特にお婆さん)であり、私なんかは若い方であった(苦笑)。この医院は親の代から開業しており、医者一人なのにビル風の建物は古いが広い。リハビリで稼ぐのでナースの数も多いのである。さて、医者は症状ヒアリングから「足自体じゃなく腰が原因かも・・」と言い、レントゲン撮影からスタート。レントゲン撮影+症状に合わせた定型検査(ラせーグ・テスト、ハンマーによる反射検査など)。医者によると、「腰椎下部(仙骨含む)の椎骨・椎間板付近の変性(主に老化?)による神経の炎症だろう」とのこと。老化なら根本的に治らず、日常生活で悪化させないことしかないわけ。症状名は「坐骨神経痛」の軽度らしいが、病気名は明確になっていない。医療の教科書的には「坐骨神経痛」は、年寄りは腰部脊柱管狭窄症が多く、若手・中年は腰椎椎間板ヘルニアが多いとあるが、本※を見ると私のケースはどれも当てはまらず、強いて言えば腰椎椎間板ヘルニア未満だろうが、初期症状としてヘルニアは自然治癒しやすいと書いてある。実際には病名を付けにくいケースも多いらしい※※。なお、レントゲンではヘルニアは判読できない。レントゲン以外は、この医院おなじみの患部へのマイクロ波照射<いわゆる電気暖め>とシップ貼り、およびいわゆる腰ベルトの指導をやったわけ。※<参考書>久野木 順一 (監修) 『図解 坐骨神経痛がよくわかる最新治療と正しい知識』、日東書院本社 (2012/10/17) 単行本(ソフトカバー) 207ページ※※<解説が実践的で分かりやすいサイト>坐骨神経痛の代表的な10の症状と5大原因、治療&対処法の全知識【費用】初回:診察・検査(レントゲン)・薬など・・・3170円 ー>薬はセレコックス錠100mg(腰痛系鎮痛薬、アステラス製薬・3日分)、 ムコスタ錠100mg(胃薬、3日分)、 インサイド パップ70mg(シップ外用薬、久光製薬・7枚入り) マックスベルトme2(日本シグマックス社、いわゆる腰ベルト)・・これは腰痛全般に使える ∞∞ ∞∞ ∞∞ ∞∞ ∞∞ ∞∞ ∞∞ ∞∞ ∞∞ ∞∞ ∞∞ ∞∞【費用】2回目以降: 基本的に医者との会話と上記の5分間のマイクロ波照射と2-3日程度の薬の繰り返し。 1回あたり590円が多い。私の場合、痛みは減衰傾向なので週1回で本来良いと思うが、 医者は週2回は来てほしいらしい。2週間経過して、原因が不明確ながら症状はかなり治った状態だ。 受診間隔は短い方がリハビリ患者と同じで医療機関はもうかる。 自然治癒が主体の患者(私のような)の場合、費用が余計に掛かる。