科目名『食料、農業、農村を考える』・・面接授業を関西でこの時期に受けるのは良くないな。
講師: 高田 理(元・神戸大学農学部教授で専門分野は農業経済・経営分野)
講師は尼崎市の住民だが、実家は京都府の農家だそうです。
面接授業は、時期にもよるが2日間も座っているのはしんどい。レポート書きもあるしね。寒い時期の方が適切ですな。場所は兵庫学習センター(つまり、神戸大学の六甲台キャンパス)で、水周りの施設もきれい。教室は、数年前に比べて机も椅子もきれいになってます。さすが国立大。出席者は天気のせいか、8割ぐらいかな。
【授業テーマ】・・・配布資料対応
第1回食料の現状と将来
第2回わが国の農業・農村の特徴と問題
第3回戦後の農業の展開と課題〔その1〕-農業構造改革を中心として-
第4回戦後の農業の展開と課題〔その2〕-食糧輸入を中心として-
第5回農業経営環境と農業経営戦略
第6回農産物流通の変化と農産物マーケティング
第7回農業経営形態と企業の農業参入
第8回地域活性化と地域農業
授業内容は1日目でおよそ必要な箇所は終わっていると思う。資料の半分ぐらいは使える内容です。講師は准教授時代に20年ぐらい前に何かのセミナーで見た。
ポイントは農業生産の歴史と今後であり、日本の食糧自給・食糧安保がどうなるかだけですねえ。これを重点にした方が良かった。講師は、途中から不得手な経営学的手法を展開していたが、なんだかね。感想文で批判しておいた(笑)。
■なお、ダラダラやってきた放送大学全科履修生も9月末で2回目の卒業見込※〔心理と教育コース〕。記念に認定心理士を数年前に放送大学経由で取得し、すでにコース的には卒業済と同等。
※実際には、細々と履修継続のため、履修期間オーバーで一旦、学籍無くなり、再入学していた。
■放送大には、生涯学習自己基金というカネが貯まったら、また入学するかもしれない。面接授業はときどき、面白い科目がある。無理に卒業する意味は感じられない。
■放送授業自体は文系のテキストの出来が費用に比べて良くない。修士科目はコスト高すぎ。他にも予定あるから時期未定。