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カテゴリ:カフェな気分 地域編
スペインのマドリッドは毎年3月くらいに1度、かなり気温が上がり、そして数日後
のこの時期、スコールと共に気温が下がる季節がやってくる。 この時期を「春」とこの国ではいいますが、春の期間はとんでもなく短いのであり ます。5月になる頃には、真夏です。なので、四季を楽しむ暇もなし。 散歩をしていると、またもや突然のスコールに襲われました。 そんな時、活用するのがバル(Bar)である。どの時期もバルは混んでいるが、ス コールが降った時もまた、バルは人でいっぱいになる。 なぜならば。スペイン人は傘を持たない。傘嫌いが多いのです。 私はこの国に住んで6年目になりますが、いまだに折りたたみ傘以外持ったことがな い。折り畳み傘すら、年にほんの数回しか持ち歩かないんです。 日本にいる頃は、「柄のついた傘を1人1つ持つのが当たり前!!」のように傘を 持っていましたが、この国の雨季は短く(雨季と言ってイイのかも不明)、その上更 に、柄の付いた傘を持っている人を見ることは、ほとんどと言っていいほど無い。 バルの窓を見ると、今日の土砂降りは止みそうにもなかった。私はのほほ~んと、2 杯目のカフェを頼んで、店の新聞を借りて読んだ。 3杯目のカフェを頼もうかどうしようか迷っていたら、雨が止んだので、外へ出て雨 上がりを楽しみながらおうちへ帰りました。 ☆ココで一句☆ 「1年を通してあまり雨が降らないこのスペイン。たまの雨は湿度が上がり、それが 日本を思い出させる。 雨の匂いを楽しみながらのカフェもまた、いつもと違う気持 ちでゆっくりの時間を過ごせるのよね」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 6, 2005 01:47:43 AM
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