カテゴリ:映画・TV
昨日の朝、なにげなくTVを見ていたら、コメンテーターの方々が、口をそろえて、
曽我ひとみさん一家に対するマスコミの報道姿勢について熱く語られていた。 内容は、曽我ひとみさんは、「家族と静かに会いたい」と、おっしゃってるのに、 食事の中身まで、毎日のように報道することはどうなのか?という点と、 また、選挙直前に繰り返し報道されることで情報操作のような効果があり、 今回の選挙の争点である、年金問題がかすむというようなお話だった。 なるほど、いわれてみればそんな気もする。 政治家の方たちのお好きな「駆け引き」に、この報道が多少なりとも利用されているかんは、否めない。 曽我ひとみさん一家にしてみれば、迷惑な話だと思う。 だが皮肉なことに、警鐘をならしているはずのそのコメントまでも、 私にとってみれば、また同じ様な感じがしたのだった。 ざっと考えても、各TV局にも、思想というか、考え方の違いがあることに気づく。 それは、口にだしてダイレクトにはあらわされることはないが、 ニュースキャスターや、番組が迎えるゲストの選択や、レギュラーコメンテーターの顔ぞろえなど、 局アナが声高に言わなくても彼らがその代弁者となっている。 その人たちをとうして、すでに予定調和的にソフトな情報操作が、完成されているのである。 そおいうことを考えると、自分がTVのチャンネルを選ぶ時に、 すでに自分で「自分の思想や思考」を選んでいることになる。 TV番組1つ見るにしても、、『選択』おろそかにすることはできないようだ。 「選挙の候補者選択」も、とても大事なのだが、 誤ったり、かたよった思想の入り込んだニュースソースを鵜呑みにすることだけは避けたいと思う。 でなければ、自分の価値基準がねじ曲げられてしまい、 「本当に大事な選択」を誤ることにもなりかねない。 TV番組1つから、自分の将来が決まってしまうかもしれないのだ。これは、気がぬけない。 これからは、テレビの番組表も真剣にみるべきかもしれない。 疲れるけど。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年07月10日 23時38分19秒
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