浦和レッズ(男子)は、こんなんで本当にプロチームと、興行と言えるのか…
サッカーの最大の魅力はやはり「得点」シーンだ。その得点時は「速さ・強さ・高さ・正確さ・確実さ・意外さ・凄さ・巧さ」の要素が1つ、若しくは複数含まれている。そして、仮に得点に結びつかなくても、これらの要素を含みフィニッシュまで行くプレーが多い程魅力的な試合と言える。今節の試合では、鹿島対横浜FMが一番この要素を両チームとも多く構築出来ていて観ていて楽しく、当然金を払っての興業としても納得のいく内容だった。現在、首位の町田対新潟戦の町田も負けはしたし、黒田監督は超不満だったのかもしれないが、特に町田の1得点に関しては上記の複数要件を満たし見事だった。 酷いのは浦和だ。中島の得点は個人としての「巧さ・正確さ」は感じたが、チームとしてプロとして一番欲しい「凄さ」を感じられるシーンがこの試合でも皆無だった。組織だった守備力、見事なまでの展開力、正確無比なクロス力、状況に叶った弾道のシュート選択力などなどプロを、凄さを感じさせるシーンが相変わらず皆無だ。 こんな興行をよくも恥ずかしげもなく何年も何年も続けられるものだ…と呆れ、今や怒る気力も失せようとさえしている。サッカーの魅力をここ迄負のベクトル(方向)で広報⁉するチームも本当に珍しい。しかも、それが日本で一番支持者⁉が多く、予算規模最大のチームとは…。浦和の責任は重い事を、このチームの責任者は本当に自覚出来ているのだろうか…。