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2007.03.13
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カテゴリ:News & Diary
本日3月13日は、補正予算案などの質疑・討論・採決。
本会議では、以下の反対討論をおこないました。

写真は、36億5千万円の補助金投入で建設中の
「総曲輪通り南地区再開発事業」のビル。

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2007.3.13.wed
「議会運営の見直しに伴う議場設備の改修」や、北陸新幹線の地元負担、総曲輪「グランドプラザ」工事に対する反対討論
                      日本共産党 赤星ゆかり

 ただいま議題となっております、議案第68号平成18年度富山市一般会計補正予算に対して、日本共産党の反対討論を行います。

「北陸新幹線対策事業費」は、新幹線建設の地元負担の富山市負担分です。
(1)第1に、北陸新幹線はもともと、1965年金沢市で開かれた1日閣議で「北回り新幹線構想」として提唱され、72年7月に「北回り」を「北陸」に改称、73年政府は北陸新幹線整備計画を決定。このように、本来、東海道新幹線の代替ルートとして、北回り新幹線、北陸新幹線が提案されてきたものであり北陸新幹線は国の責任で建設すべきものであります。

(2)第2に、「地元負担をするから新幹線建設を」と主張してきたことは、今、県予算を見ても大きな問題です。2007年までに県の負担は614億円。2008年までに県全体で約2000億円を投入し、うち、富山市の負担は36億円になります。交付税措置があっても負担規模は莫大であり、富山市にとっても住民の暮らしの予算を圧迫することは間違いありません。

(3)第3に、新幹線建設にともなう莫大な財政問題をクリアしていくため、また、鉄道施設の維持のために、道路・港湾・空港などを含めた「総合交通特別会計」をつくり、国が責任を持って財源の裏づけのある計画にしていくべきです。道路特定財源を一般財源化し、総合交通体系整備へ踏み出すべきです。

(4)第4に、並行在来線問題も、県や沿線自治体の負担になることは間違いありません。北陸本線の簿価は県内でも160億円とも言われます。北陸新幹線の地元負担、それに並行在来線の取得費や営業費もあります。それが「政府・与党合意」ということで決められています。この「政府・与党合意」の枠組みこそ、見直しを働きかける一大運動を行うべきではないでしょうか。

「まちなか拠点整備事業費」は、「(仮称)グランドプラザ」の整備事業です。

 総曲輪地区の二つの再開発ビルの間に約13億6千万円かけて、巨大なガラス屋根と壁に囲まれた「空間」をつくり、約1億3千万円かけて「大型ビジョン」を設置することは、不要不急の無駄づかいだと指摘し反対してきました。
 莫大な費用をかけるハコもの建設に頼らずとも、商店街の値うちを再発見し発揮する住民参加のまちづくりこそ大切です。
 「中心市街地活性化」の名で、税金約63億円かけたグランドパーキングを中心とする西町・総曲輪地区再開発、建設中の総曲輪通り南地区再開発事業には補助金36億5千万円、「グランドプラザ」全体を合わせて約116億円の税金が投入されることを話すと、若い人も高齢者も驚きます。富山の人も旧町村の人も驚き、眉をひそめたり怒ったりされます。市民には今年も多大な負担増が押し寄せます。市も「財政がきびしい」というならば、このような事業こそ、思いきって見直すべきです。

「議会運営の見直しに伴う議場改修費」について申し上げます。

 私は、一般質問の「一問一答方式」の導入には反対ではありません。しかし今回の“導入”は、6月定例会から一般質問者を1日6人まで2日間で12人までに制限し、原則、議員一人当たり年1回しか一般質問できなくする、議会の活性化に逆行する「議会運営の見直し」と抱き合わせのものであります。そのために約500万円もかけて「質問席」と「残時間表示計」を設置するなど、まったく道理がありません。旧富山市時代に予算特別委員会で使っていた演台と残時間表示計はどこへいったのでしょうか? 現在ある設備の有効活用こそ求められます。 以上で反対討論を終わります。





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最終更新日  2007.03.13 18:39:13



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