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2010年04月16日
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地域にお配りのニュースレター【エコバウ・リフォームニュース】ノート
ちょっと掲載内容をお知らせしますスマイル
【ドイツ・フランクフルト周辺/車社会と電気エネルギー】
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渋滞が環境悪化を招く理由から土日が有料、商業者の乗り入れ禁止のドイツの【高速道路】は日本とは正反対の政策である。また、フランクフルトはドイツ最大のメッセ会場を持ち【モーターショー】も毎年開催される日本と同様の自動車大国でもある。
今、日本ではハイブリッド車、電気自動車がもてはやされ、あたかも地球環境に優しくエコロジーであるかの如くいわれるが、ガソリンという石油化学燃料が一時的に電気に変わるだけならそれはいずれは破綻するだろう。なぜなら家庭まで運ばれる電力の上流にある発電所は原発と石炭、石油、天然ガスを使い発電しているに過ぎないからである。目の前に化石燃料が消えても上流で発電させる燃料に使っているのだから本末転倒と言わざるを得ない。 国が本当に企業ではなく国民のためにエネルギーを真剣に考えならまず『ガソリンも電気もなるべく浪費させない方策』を採っているはず。地方経済の活性と言いながら、実は石油産業を潤す主目的が見えてしまうし、土日が大渋滞しても環境悪化させても【休日を高速無料化】すること事態がまだまだ日本が環境先進国には程遠く、経済(金)最優先のスタンスを変えてはいないと感ずる。
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これに対し、原発廃絶を国民自身で決めたドイツでは代替エネルギーへの転換に積極的である。日本と同様に【電力自由化】が政治決断されドイツ各地に【風力発電】や【地熱発電】など【代替エネルギー会社】が100社以上設立され、ドイツ国民は自由に発電方法の種類が異なる電気を購入している。住民はこれら小さな代替エネルギー会社にファンドとして投資し配当も得ることができている。 一方の日本はどうだろうか?ドイツと同様に【電力自由化】に踏み切りすでに10年以上が経過しているにもかかわらず、地域に新しく【代替エネルギー会社】はいくつ設立されただろうか?独占的な電力会社は不安定な【代替自然エネルギー】を送電線網に接続させないからだ。 結果的には電気エネルギー産業は何も変わらず、そして日本の電力需要はより拡大の一途をたどっており、結果先進国で唯一【原発増設】を容認する国とまで言われている。 日本では【Switch!】を代表とするオール電化を大展開し政府も独占企業の広告PRに何ら規制しない姿は、見識あるドイツ人から見て非常に驚かれたのは事実でもある。これは同時に独占的な電力会社が国民を騙し続けてしまう今の日本の姿に写るのだろう。 今回のエコバウ建築ツアーで知り得たドイツ人から見た日本の姿であり私自身非常に驚いたことでもある。 エネルギー政策はすなわち国の【危機管理】に直結する重大課題であること、そして国民の安全を第一義に考える政策が大切ということだ。 かつて70年代の公害問題の時にドイツでは国民運動が大きく展開され、緑の党の台頭につながり環境問題は国民の総意として政治力を増して現在の環境先進国に至ったが、同じ時期の日本の公害問題ではその後、全く国民運動に結びつかず、一部の人々の犠牲に金で蓋をし、まるで対岸の火事かのごとく自分達には関係がないという大勢の日本人を作り出してしまった失政が思い起こされた。 その後の原発建設問題、最近のダム建設問題や沖縄問題もそうであるが、一部の人々の犠牲に金を払い(間接的に住民を買収)文句を言わせない旧政権のお手本のような行動にもう騙される国民は少ないだろう・・・
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地域にお配りのニュースレター【エコバウ・リフォームニュース5月号】をUPしましたNEW





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最終更新日  2010年04月16日 16時04分44秒



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