未登録の表示になったレグザの東芝外付けHDDを復旧
私はレグザのハードディスクの録画番組を復旧する代行作業を行っています。レグザの外付けHDDとして通常録画用に使用しているToshiba のHDD「HD-TDA6U3-B 2022年製」ですが、引越しで外した後、再度接続をしたところ未登録の表示になってフォーマットを求められたとのことで復旧依頼がありました。さっそく状況確認です。CrystalDiskInfoでみると容量を正しく認識しており、不良セクタはありません。6TBの外付けハードディスクですね。UbuntuのDiskで確認すると、パーティションはありますが、内容がUnknownの状態になっています。当然ながらマウントできません。復旧ソフト「Raise Data Recovery(復旧天使)」で見てもやはり、Unknown partitionになっています。開始セクタも64になっていておかしいですね。通常は34または40、新しい機種だと1024か2048です。ディスクを選んでFindでパーティションを探したら、すぐにレグザの録画パーティション「SGI XFS Partition」が見つかりました。レグザの録画番組ファイル、管理ファイルが確認できました。復旧できそうですね。次にパーティションのUUIDを取得します。Recoverでサーチすると、これまたすぐにUUID(Unique ID)が見つかりました。開始セクタが2048から始まるようなSeeQVaultに対応した新しいレグザではUUIDはなんでも認識するようですが、念のため付け直しています。34、40、1024から始まる古いレグザだと付け直しが絶対に必要です。録画番組を「Raise Data Recovery(復旧天使)」で別のハードディスクにバックアップします。1.523TB、137番組すべてがバックアップできました。100%復旧です。このあとハードディスクを当方のレグザで登録・初期化してUUIDの付け直しと録画番組の入れ直しを行いました。無事復旧完了です。私はレグザのハードディスクの録画番組を復旧する代行作業を行っています。