からだと宇宙とヒーリングと

2012/10/20(土)12:24

ヒーリングはアート

つれづれ(265)

  NYはすっかり寒くなりましたね。 私は世間の話題から遠ざかっていますが、みなさまはいかがお過ごしなのかしら? ナッシュビルから戻ってから10日間 やっとのんびりするかと思いきや、以前にも増して 怒濤の日々が過ぎてゆきます。 以前「何が何でも1週間に一度は休みを取る」と決めたにも関わらず 見直してみれば、旅行以外で1日休みを取ったのは、8月21日が最後で 来週にようやく1日オフの日があるので、2ヶ月ぶりです。 (決めたことをすぐに覆すのは、私の欠点でもあり 長所でもあるのだけどね) こりゃやっぱり、やりすぎかな~と思いつつも、なぜか止まらない。 おさむには、あきれられているし、クライアントさんにまで心配される始末で ヒーラーが働きすぎてどうするんだ、とも思うのですが ここまで私がヒーリングを行うのは何だろう、と意識を向けてみると もちろん、すぐにセッションを受けたい人が多かったりすることもあるのですが でも、けして人のためや社会のためというだけではなく (それも少しはあると思うけどね) やっぱり、これは私にとって、最高にクリエイティブな仕事なので ひたすら喜びなのだなあと。 ちょうど今日、クライアントさんで友人のKちゃんから 『ヒーリングは究極のアートじゃないかしら?! アートよりもっと深く探れる』 というメールがあって、そうそう、全くそうなのよ と同じように感じている人がいて、うれしくなりました。 Kちゃんもアーティストなのですが、最近、ヒーリングを行うことに目覚めてきた人で いろんなことを学びつつ、天性の才能をどんどん開いていっているので 会うたびに、私の方がいろんな気づきをもらっている感じです。 ヒーリングをクリエイティブなワークだと捉えていない人は 例えば「〜〜のクラスを取ったら、ヒーラーやセラピストになれますか?」 などと質問して来られたり 「このクラスを受ければ、あなたもヒーラーとして開業できる」 なんてうたい文句に、踊らされたりしてしまうのですが ヒーリングは、会計の資格や自動車の運転免許などとは違うわけで アートと同じですから クラスを受けたからどうということではないなあと。 何度か書いたように 例えば、一度も絵を描いたことがない人が、絵のクラスを 1週間取ったからといって画家になれる、とは普通は考えないでしょうし ダンスを踊ったことがない人が、2週間ダンスのクラスを取ったからといって ダンサーになれるわけでないのと同じように 何かのクラスを取って資格があるから、ヒーラーになるというわけではなく ヒーリングは、ヒーリングを行う人の存在すべてで行うもの。 クラスを受けることも、何かを学ぶことも 自分のクリエイティブさを高めるために行うことだと思います。 逆に言えば、何のクラスを取ったこともなくても 自分で独自のヒーリングワークを行うことができれば、それでいいわけです。 だから「あの人のようになりたいから」いう理由で それに向かっていったとしても、魂の導きに添うことはできないし どこかで行き詰まってしまいます。 私たちはみんな何者でもない自分自身の人生を歩くために ここにやってきているのですから。 これまで私もいろんなことを学んできましたが ME(マトリックスエナジェティクス)であっても IH(インテグレイテッドヒーリング)でもブレインジムでも タッチフォーヘルスでも、チューニングフォークでも それらは単にツールでしかないのです。 それらを統合して、私独自のヒーリングを行っているので 私と同じヒーリングを行う人は、世界に他には一人もいないですし 1回1回のセッションには、これまで私が生きて来た中で 感じたこと、気づいたこと、人生のあらゆることすべてが出てきます。 同じ絵の具を与えられても、人それぞれ全く違う絵になるように 例え、どんなヒーリングツールを持ったとしても ヒーリングは、その人それぞれで全く違ったものになってゆくのです。 例えば、IHは素晴らしいヒーリング法なのですが 最近、私にとって、これは不要だと感じているところは IHの中で取り入れられているNLP(神経心理言語学) 正直、心理学は限界を生み出してしまうと感じます。 (ヒーリングの初期段階では有効な場合もあるのですが) なので、私のクライアントさんはこのNLPを使った (マインドの)調整法をほとんど選ばないのです。 それは、今の私の意識は、それを越えているからであって 以前の私のセッションでは、出てきたこともありました。 でも、それが限界となっていたことに気づいてからは そこから私のセッションは大きく変化してゆきました。 当然のように、私の意識の変化とともに、クライアントさんの身体が選ぶ テーマも目標も調整方法も変化してゆきます。 それがクリエテイティブであるということ。 だから、ハートに従って、クリエイティブにやっていくと 多くの場合、その型にはまらない自分なりのやり方や 方向性が見えてくるのだと思います。 ヒーリングに限らず、あらゆる仕事はクリエイティブであることが 必要なのではないかしら? 与えられたことをその通りにやるだけだったら、機械でいいわけで クリテエイティブな存在であることは、私たちの魂の喜びそのもの。 仕事がおもしろくないのは その仕事自体が、自分のクリエイティブさを発揮できない仕事であるか もしくは、その仕事の中で自分がクリエイティブになれないか。 アーティストやヒーラーに関わらず クリエイティブであり続けることは、すべての人にとって大切なこと。 子供の頃って、ほとんどみんながクリエイティブだったわけで それが大人になって、決められたことを決められた通りにやってゆくように なってしまうなんて、ほんとつまんないですよね。 私がイチローが好きなのも そのクリエイティブさだなあと。 (ヤンキーズ負けてイチローがワールドシリーズに行くのを見れなくて 残念だったけど) そして、大切なのは、やはりグラウンディング。 グランンディングができていなければ 以前の私のように、いくらクリエイティブであっても 『アイデアだけ。イメージだけ』で終わってしまい 具現化していくことが難しくなるのですよね ということで、最近は新たなツールAcutonicが増えたので これをどう使っていくか また、どういうテーマや目標の時に使われるか ほんとおもしろくて 「おお、すごい、ここでフィボナッチが選ばれるのね〜」などと 心の中で一人感動しながらセッションを行っています。 この感動を誰にもシェアできないのが、残念でもあるのですが アート作品を作り上げる作業の一部(またはすべて)は 一人で行うことが必要とされるように ヒーリングもクラアイントさんと一緒に作り上げてゆくものでありながら 同時に私一人で行う根気のいるワークでもあります。 絵を描くのも、曲を作るのも、作品を作り続けなければ けして自分なりのスタイルは見えてこないのですが ヒーリングも全く同じこと。 やり続ける情熱があることを才能というのだと私は思っています。 おさむ曰く「のりこはヒーリングオタクだ』 もうヒーリング中毒とでも、オタクとでも何でも言ってちょうだい。 (あ〜とうとう開き直った?) 魂が喜ぶことだけをやってゆきます〜(←やっぱ走っているのよ)

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