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カテゴリ:日々のつぶやき
今日は息子の通う小学校で「朝の読み聞かせ」ボランティアの日。
今月初めにお話会があり、120人ほどの低学年の前での読み聞かせ デビューは無事果たしていたものの、一人で朝の教室に入って行き、 登校したばかりでざわついている子供たちは静かに聞いてくれるのか? 少しばかり不安だった。 今日は息子の1年生のクラスを希望して担当させてもらった。 教室に「おはよ~」と入っていくと「おっ!」 という感じの子供たち。 実は、これまでに4回、他の図書委員の方たちの朝の読み聞かせや 図書館司書の方のストーリーテリングを子供たちと一緒に 並んで、床に座って見学させてもらっていた。 「どうして、ここにいるの?」と不思議がる子供たちに 「今、修業中なの~、一緒にお話聞かせてね♪」と説明していたので、 絵本を持って現れた私を、可愛い子供たちは歓迎ムードで迎えてくれた。 「近くで座って聞いてもいいよ~」と言うとすぐに15人ほどが 足元にくっついて座ってくれた。 10人程、朝の支度をしながらも、顔をこちらに向けている。 一つめのお話は「いっすんぼうし」。 低学年は昔話を読んで欲しいとの学校側からの要望。 自宅にあった小さな絵本を拡大コピーして、裏に言葉を印刷して 紙芝居のようにしてみた。 読んだことのあるお話だとは思ったけれど、子供達は真剣なまなざしで 聞いていてくれた。 お話が終わると、一番前に座っていた男の子が「もう一回!」と叫んだ。 いきなりのアンコールに心躍ったけれど、時間制限があるので、 「ごめんね~、もうひとつお話持ってきてるんだー」と息子のリクエストである、 「ぼくおかあさんのこと…」を読み始めた。 「ぼく、おかあさんのこと・・・」と読みはじめると 「好きなんだよね~、きっと」と子供たち。 ところが、わたしが「・・・キライ!」と言うと (えっ?)という感じで子供達が動揺して聞いているのを感じた。 短いお話だけれど、ぐぐ~っと絵本の世界に引き込まれていく子供たち。 子供達の顔をじっと見つめる余裕はなかったけれど、 教室の空気がシーンと一つになって、子供達の注意が絵本に注がれて 私の話す言葉を一言ももらさず聞こうとしているのを肌で感じた。 読み終わるとすぐに、「あ~、おもしろかったぁ!」と声が上がって ドキドキだった緊張感がスーッとゆるんだ。 気付いたら担任の先生も教室で一緒に聞いていらっしゃった。 先生に「お礼を言いましょう!」と促されて「ありがとうございました!」 という子供たちの言葉に 「聞いてくれてありがとう(^o^)」と返事をしたけれど、 読んでいるこちらが、至福の時をもらえた気がした。 こどもって、やっぱり可愛いっ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年07月15日 00時59分35秒
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