主人の実家のおトイレ。
この前、古いものと交換したばかりなので、
今風の綺麗なトイレです。
お掃除のしやすいフォルムに加えて自動洗浄、
立ち上がると勝手に水が流れます。
ううん、本当にいいトイレで羨ましい限りです。
うちも、水洗トイレですが、自動洗浄機能はもちろんなく、
昭和の香りが漂うトイレです。様式ですけどね。
話を元に戻します。
そんな立派なトイレに、先週、とんでもないことが
起きました。
高齢のお年寄りが、使用しているトイレなので、
お掃除がなかなか行き届いていない為、
実家にお邪魔する度、私が、隅から隅まで
トイレのお掃除をしていました。
この日もいつものように、トイレ洗浄スプレーと
トイレットペーパーを使い、
シュッとひとふきしてトイレットペーパーで拭くをを
繰り返しながら、拭き終わったトイレットペーパーを
どんどん便器の中へ投入していきました。
これもいつも通りのやり方です。
そして、最後のトイレットペーパーを入れ
流すを押しました。
いつもなら、勢いよく流れていく
トイレットペーパーが、この時は、
なかなか流れず、仕方なく、便器のブラシで
奥に押しやってみました。
トイレットペーパーは、なくなったものの、
なんだか様子がおかしいのです。
そこで、もう一度水を流しました。
すると・・・・・。
便器から水が、逆流してきたのです。
こういう時、人は、わかっているのにやってしまうという
行動にでがちです。
私もその状況に陥りました。
あまりのことに状況が飲み込めず、
私は、流れて欲しいという思いだけで
もう一度流すボタンを押しました。
詰まった状態で、二回も流すボタンを押された
便器からは、当然のごとく水が溢れかえり
どんどんフローリングの床を濡らしていきます。
非日常の光景でした。
人の無力さを感じました。
子どもに、主人を呼びに行ってもらっている間、
私は、近くにあった針金ハンガー片手に、詰まったトイレと格闘していました。
それを見た主人に、「それじゃ流れないよ。」と言われ、
そうだよね・・・・・・。
どうしよう・・・・・・。
いつも通りのトイレットペーパーの量しか流して
ないけれど、私が詰まらせたのかも・・・・。
とても、責任を感じてしまい焦る私。
おろおろする私に、主人が、学校とか会社にある
トイレの詰まりをとる “あのゴムのやつ” を買いに行こう!と言いました。
私は、藁にもすがる思いで、“あのゴムのやつ” を買うために
車に乗り込みホームセンターへ向かいました。