心技体のバランスを崩したのは
ソチ五輪もすでにラストです。 みんながんばった。 国の期待、報道の重み、重圧を受けながらも 大舞台に挑み、大きな怪我も無く、笑顔を見せられたことに一安心。 そして、選手たちがその力を出し切れるように 会場や雪面など寒い中走り回って、気を使いまくって 環境を万全にしようとがんばってくれた裏方さんに感謝。 選手は、この一回きりのチャンスのために 何年も技を磨き、体を鍛え、精神力を養ってきたはず。 きっと自身は高揚と緊張と不安で押しつぶされそうだろうに それでも観ている者に感動を与えられるすごさ。 だけどさ・・ひとついいたいことがある。 報道のあり方。。どうでしょ。 始まる前から 金メダルの期待をかけられた選手。 期待をかけられた選手への重圧はいじめのようなものだ。 そして、金への期待がかかっていると、 銀や銅では満足しないような言い方をする。。 残念。惜しい。あとわずかで金だったのに。。みたいな。 もちろん、オリンピックは順位を競うものであり、 メダルをかけて戦うものではあるけれど、 ならば、選手の負担を少しでも軽くなるようにすべき。 あまり名前も上がらなかった選手はきっと悔しいだろなぁ。 でも、だからこそ 闘志がわいて、 不安よりもガッツが先行したのではなかろうか。 期待をすればするほど、心が傷んでいくの。 メダル期待してるよ。とか、絶対メダル取れるよ。。とかではなく 日本選手みーんなファイトだよっ 見守ってるからねー。ベストの君たちを魅せてくれ って、やんわりとわけ隔てなく言ってやれないものかな。 心技体の 心は、期待という重圧とも戦わなきゃいけなかった。 真央ちゃんのショート不調は、半分以上そのせいだ。。と思う。 精神面も強くなければいけないのかもしれないけれど 人間だもの。。弱くて当然。 ショートで過去最高得点を出して1位になった羽生選手だって 次のフリーでは力が出し切れなかった。それも心の問題。 そんな中で、真央ちゃんのフリーや、高梨沙羅のジャンプは凄いと思う。 それより何より、上村愛子とレジェンド葛西の挑戦にチョー感動した。 ちゃんと次に繋げてるなぁ。。こういう先輩がいると未来は明るい。