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株式会社販売開発研究所

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モウさん2422

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2015.08.14
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 真夏日が続くこの季節は、外勤にとってかなり厳しい。筆者はこれまで3千余名の営業員のカバン持ち同行販売をしているが、今年も半端ではない酷暑だ。冷房車を一端降りるとアスファルトの照り返しで40度以上だ。お客様にお会いすると、この暑さにも負けず「一所懸命」な姿に一瞬暑さを忘れ、清涼感を覚える。この時この場で、最善の努力をしている営業員のご苦労も良く分かる。旧盆までは酷暑の夏商戦が続く。よい仕事は健全な肉体に宿る。老婆心ながら厳しい暑さの毎日を乗り切るには、一に睡眠二に睡眠。筆者はこの時期、特にロックで日本酒をいただく。それも食前酒として1~2杯でよい。日本酒は食後の睡魔に深い眠りを約束してくれるからだ。最近、縁あってお邪魔している熊本市の酒蔵の純米大吟醸酒を飲んでいる。嗜好品にはそれぞれに好みがあるから、この時期は適量を美味しく、健康睡眠を確保できるものが一番。
先日早朝臨済宗の本堂の縁側に腰掛け、73歳のご住職からご自身が白血病を患った話を聞かせていただいた。それまで山門の石段を苦も無く上がることができたが、何回か途中休まないと登れなくなった。66歳までは大きな病気もしたことがなく、白血病と診断され、体力が衰弱しており手術もできない状態は大変なショックだったと。それまでは人の生き方を導く立場だっただけに愕然とした。その時考えた答えが「この時此処で病気と一所懸命に生きよう」であった。「無茶な生活のひとコマひとコマ」が今まで以上に、良く見えるようになったと。一所懸命になると応援してくれる人、協力してくれる方が出てくるものだ。今では抗がん剤治療で元気になられた、ということから筆者の事に話が及んできた。照れ臭いがお許し願いたい。
大手経営コンサルタント会社を、少しの確信で辞め30歳で独立。しかし顧問先を盗って辞めたわけではなく、覚悟はしていたものの厳しい日々の連続。多くの試練に遭遇しながらも、団地でお世話になっていた美容室にお願いして「軒先」を貸してもらう。そこで売台をこしらえ家内に法被を作って貰い、実家で造る「おこしや飴や落雁」を八掛けで仕入れ販売した。預金も底をつき、新聞の求人欄をよそ目に必死だった。当時子供も二人おり、背負いながら生活の糧に3年続く。この時、美容室の先生が邪魔になる軒先販売を、ご快諾いただいた御蔭で貴重な経験もでき、これが現業にも生きている。親戚も大変心配をしてくれ、その度に「崖ぷちに立って後がないんです」と、平日はお客様づくりに駈け回り休日は露天商の生活。自ら選んだ境遇に死に物狂いで取り組むほかなく、かといって悲壮感は全くなかった。間もなく「わが社に力を貸してくれないか」と救いの手を差し伸べる経営者が現れた。あの時の感動は忘れられない。その後も素晴らしい経営者と巡り合い、感謝に堪えない。経営者は大なり小なり「一所懸命」を経験しておられる。一所懸命は一生懸命に通じる「人生のパスポート」だ。





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Last updated  2015.08.14 11:46:27
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