安倍内閣支持率34.7%に急落 FNN世論調査
FNNがこの週末行った全国世論調査で、安倍内閣の支持率は34.7%と、前の月より、12ポイント以上急落した。支持率が3割台前半となるのは、2012年の第2次安倍内閣発足後初めて。調査は、7月22日・23日の両日、電話調査(RDD)で行われ、全国の有権者1,000人が回答した。安倍内閣を支持する人の割合は、6月より12.9ポイント減り、34.7%。支持しない人は56.1%で、6月より13.2ポイント増えた。2012年12月に第2次安倍内閣が発足して以降、支持率は最も低く、不支持率は最も高くなっている。安倍首相を「信頼している」と答えた人は29%で、「信頼していない」は倍以上の63%だった。8月3日にも予定される内閣改造をめぐり、最も代えた方がよいと思う閣僚を1人挙げてもらったところ、稲田防衛相と答えた人が最も多く、63%。金田法相を挙げた人は、およそ3%。「1人も代える必要はない」と答えた人は、およそ10%だった。加計学園による獣医学部新設計画をめぐり、「行政がゆがめられた」とする文部科学省の前川前事務次官と、「ゆがんだ行政を正した」とする愛媛県の加戸前知事のどちらの主張に説得力があるかを尋ねたところ、「前川前次官」が52%、「加戸前知事」が23%だった。