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カテゴリ:宮古島で手作り
宮古島から移住して 個展、作品たち 2 作品紹介の1回目はビーチグラス絵の「生き物たち」でしたので、 今回は「ランプシェード」を紹介しようと思います。 ビーチグラスをつなぎ合わせて球形に形作っていくんですが、 強度を増すために2重に貼ってあります。 下の写真は頂点部分に白色を、中間部分に水色を、 下部分に緑色のビーチグラスを使って、 グラデーションの感じに仕上げてみました。 (お二人から製作依頼がありました) 一重だと接着剤の強度よりもガラス自体の重さが優って、 徐々に変形(押しつぶされたように、へしゃがる)するので、 内側にもビーチグラスを貼って、補強します。 中は針金や支えのようなも物がない全くの空洞なので、 電球を入れて照らしても、影がどこにも見えません。 外のグラデーションの色合いを損なわないように、 内貼リする時のビーチグラスは白いものを使っています。 私と家内にとって共通の親友の方のアイデアで、 色タイルの上に置いてみたんですが、 ビーチグラスが映って、一層奇麗に見えました。
もうひとつ、同じ球形ランプシェードですが、 これは、白・水色・緑・その他薄めの色を ランダムに組み合わせた作品です。 これはいくつも作ってきましたが、 宮古島では多くの方に好評でした。 今回の個展でも「どんなふうにして作るんですか?」と たくさんの方が不思議そうに聞いておられましたので、 好評だったと思っています。 同じビーチグラスでも、積み上げて円筒状にした作品が、 下の写真です。 もう3年ほど前に作ったものです。 皆さんもビーチグラスをそこそこ拾えたら作れます。 まず飲み終わったペットボトルやコップの周りにビーチグラスを置いて、 上に接着剤を塗り、 2枚のビーチグラスにまたがるように2段目の物を貼っていきます。 凸凹で円にならなくても、何段も積み上げて接着するうちに 円筒状にまとまってきます。 球状の作品のようにビーチグラスの側面(厚み)どうしを接着するのではなく、 平らな部分どうしを貼り合わせるので、 どなたにでもできると思います。 十分乾いてから芯のように置いてあったペットボトルまたはコップを取り除くと、 完成です。 ビーチグラスがたくさん必要・重い・点灯していないとき見ると無骨な感じ といった欠点はありますが、 誰でも簡単に作れるうえに、 点灯すると、ビーチグラス1個々の色合いは球形よりも深みがあって、 実に味わい深いです。
明日は、また「ビーチグラス絵の生き物たち」を紹介したいと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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