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カテゴリ:練習日誌
(S)--m(B)99.61km(R)--km 「体験入隊~ビリーじゃないよ」の巻。 一年前から悩み続けていた「なるしまクラブチーム」への入会、今日体験試走で参加してみた。「なるしま=レベルが高い」という印象があり、たとえ入会したとしても、ついてゆけないのではないだろうか、と恐れをなしていたのである。クラブチームにはAランとEeeランの2つの走行会があり、Aランは鬼のような走りのレベルで、Eeeランは人間級だ。勿論、私はEeeランの体験。 集合場所の日野橋(立川市)までは車で移動する事にした。自宅から日野橋までは30キロほどなのだが、自走してバテてしまうのは恥ずかしい。コインパーキングに車を止め、なるしまジャージだらけの集合場所に向った。会長さんと思わしき人に、体験の旨を告げると、とても親切な対応をしてくれた。 コースは日野橋から20号を只管走り、高尾山口駅、大垂水峠、相模湖駅、都留市手前の饅頭屋までの片道50キロの往復だ。都留って山梨じゃん。オマケに峠ときたもんだ。置いてけぼりの可能性大だね。 なるしまジャージは総勢30人ぐらいだろうか?スゴイ人数だ。昨年、一人でタラタラとロングライドしている時、この集団が脅威だった。物凄いスピードで私の横をすり抜けて行く。見事な腓腹筋の群れが去るのを今でも覚えている。 スタート。何だか判らないままに、走り始める。超ド級方向音痴の私にとって、初めての道は、たとえ一本道でも迷路だ。遅れるな!見失うな!高尾山口駅までは何とかついてゆけたが、大垂水峠にさしかかると一人二人と抜かされ続けた。まあ、想定内。 上級コースの面々が恐ろしいスピードで追い越して行く。いつかみた腓腹筋の群れはこれだったのか?以前パンターニのビデオ(ジロ・デ・イタリアかツール・ド・フランス)を観て「こいつら化け物だ」と驚いたものだが、自分の目の前で、しかもヘロヘロになってる横で、あんな走りをされると、驚く以前に凹む。 中継地点の相模湖駅に到着。相模湖手前はずっと下りだったので、脚を休ませることが出来た。幸運にもビリは避けられたようだ。 ここから新雛鶴トンネル手前の「饅頭屋」まで走るという。数キロで都留市の所だ。こんな山奥で迷子になろうものなら、帰宅に1週間はかかってしまうだろう。そんな訳で、ゆっくりペースで走っている髭のお父さんをつかまえ一緒に走ってもらうことにした。何故その人にしたかと言うと、メットにアイアンマンのシールが貼ってあったからだ。 皆から先生と言われるその方は御年71歳。聞くところによるとアイアンマン完走を目指しているとのこと。なるしまの会長さんといい、我がトラ練習会のSさんといい、戦後の日本を立て直した人たちは本当にパワフルだ。私もこんなジジイになってみたいね。 先生とペラペラお喋りをしながら饅頭屋に到着。お茶と饅頭をいただいた。これがウマイ!疲れた身体に糖分は効くね。 帰りは楽チン!と思いきや相模湖駅を越えた辺りからヤバくなる。往路は下りだったのだから、復路は登りだ。当たり前田のクラッカーだ。腿を引き上げ乍ら1・2・1・2と腕を引く。ダメ号がミシミシと鳴る。ああ軽いバイクが欲しい! 無事にコインパーキングに到着。意外にも極度な筋肉疲労は感じられなかった。これなら大丈夫だ。帰宅後チョチョチョとシャワーを浴び、なるしまフレンドへ直行した。入会手続きをするためだ。来週から毎週日曜はEeeランで決まり。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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