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日常と旅情の狭間で in 仙台・宮城

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Rena4011

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2017.04.23
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カテゴリ:データ移行
移転先のサービス終了にともない、ここ2年くらいの記録を手動移行中。

2016/10/08 15:57 旅行・祭り , 復興・防災 , 趣味・日記

秋晴れ・金華山航路

幾つかの台風と、出口の見えないトンネルのように終わりの待ち遠しかった長雨の季節が過ぎ、ようやく青空を拝むことのできた、先の週末の朝、

出先へ向かう車窓の、見なれた街並みや蔵王連峰を思わず写真に収める。


 

そして、いつになく見通しのよい女川港。



目的は鹿の角切り祭のとり行われる金華山黄金山神社にて、巫女さんの出で立ちで神職さんのお手伝い。震災後に訪れた夏から幾年が過ぎ、そして島の地を踏むのも1年ぶりくらいだろうか……参道の整備がすすみ、三陸復興国立公園の新しい看板が立っている。




人に馴れた境内鹿やら、水平線を臨む平原に草を食んでいる群れ。



午後の日差しのあまりの強さに、帽子代わりの手ぬぐいをかぶり、船着場の海水に足をつけて涼んでいると、小魚たちが近づいてくる。今日は潜れば透明度が高そうだ。

 

この島に最初に滞在した翌年、屋久島へウミガメ保護ツアーで訪れた際にダイビングに惹かれ、その次の年は瀬戸内海の船旅、この夏には女川でスキューバのライセンスを取り……なんだ、結局此処へ戻ってきたのだが、何処の島を訪れても思うことは、海を隔てた途端、時の流れる速度が緩やかになる。のんびりとしているのは平時であれば癒しなのだけれど、復興の進みかたもまた然り……

 

山伏のお兄さんと鮎川港から牡鹿半島ドライブ。石巻市街、以前何度か立ち寄った日和キッチンの隣に雑貨店がオープンしている。珈琲工房いしかわ の新しいドリップを買い、蛇の目寿しの金華サバを味わう、旅のような日常のような、束の間の秋晴れの夕刻のひととき。






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Last updated  2017.04.23 00:35:04



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