2023/06/16(金)04:52
今日は、ミュージアム。
2020年9月18日(金)
夫の検査入院のため、8月からお休みしていた「いのちのミュージアム」に久々に出かけます。
近所のバス停に向かう途中、ご近所の方が杖を突きながら歩いているのに出会いました。
以前から足の具合が悪かったのに一段とおぼつかない足取りになり、ほんの数メートル歩くだけでも息切れしています。
話しかけると、今日は病院に向かう途中なんだそうです。
本当は、大学病院での手術が決まっていたけれどコロナで延期になってしまったんですって。
確か息子さんと同居はしていらっしゃるのですが、息子さんは泊まり勤務があると聞いています。
それで以前に「何かあったら連絡して、通院に付き合うぐらいはできますよ」って私の携帯番号を渡してあったのですが、今日は災害時のことが不安になりました。
このところ水害災害があちこちで起きていて、川に挟まれている我が家付近も避難指示が出たことが有ります。
本当は経済的な面から廃車にしようと思っていた車を残したのも、避難を考えてのことです。
避難勧告が出たら、その時息子さんが在宅していなかったら、このご近所さんを車に乗せて避難しようと、ひそかに思いました。
ほぼ1か月半ぶりのミュージアム。
今日はスタッフ全員そろっています。
挨拶を交わし合うと、もういつもの雰囲気。
大好きな方々と顔を合わせることができること、とっても幸せです。
「生命のメッセージ展」が始まって20年、「いのちのミュージアム」がここに開設されて10年、節目の年に当たりますので、特別なことをスタッフたちは考えているようです。
今日はそのためのあれやこれやがありましたが、それは解禁になったら書くことにいたします。
久しぶりにお会いするスタッフも、いました。
ショートカットが似合っていたので、「髪、切りました?」って声を掛けたら、「これウィッグなのよ」って。
彼女、がん治療を受けています。
ウィッグが似合っていて、不自然さがありません。
手術も放射線治療も思ったほど大変ではなかったけれど髪はごっそり抜けてしまって、meronさんが手配してくださったタオルケア帽子がぶかぶかになってしまったって、笑顔で語られました。
少し情報をいただきました。
未だ治療のさなかにいる彼女、これから治療を受ける友、いつか私もそうなるかもしれないと思いながらアドバイスを受けました。