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今年のお正月は、結婚以来毎年誰かは来ていた親類も、めずらしく帰らず、特に予定も なかったので、犬を義母に頼んで、4年半ぶりの家族旅行で、2日から4日まで東京へ 行きました。 息子も入れての家族旅行は、息子が中1の夏に、亡くなった義父も交えて6人で行った 旅行以来です。息子は不登校になる前の、中2の春ぐらいから、睡眠が変だったので、 旅行の計画は立てられませんでした。 実は、中3の夏休み、その少し前から完全不登校になった息子が、その頃ギターに熱中 していて、その当時自分の好きだったミュージシャンの生地、横須賀に行きたいと言っ たのです。 その頃の息子は、昼夜逆転、家からも出ず、食事もバラバラ、とてもエネルギーをおと した状態でした。その息子が「行きたい」と言ったので、私も夫もとてもうれしくて、 東京、横浜、横須賀の旅行を計画したのです。 でも、当日の朝、息子は起きてきませんでした。その頃は、「何故?」「あんなに前の 日まで、行きたいと言っていたのに」と思って、しつこく息子を起こしました。 まさに一喜一憂していました。修行不足でした。 今なら分かります。「行きたい」気持ちはあっても、そこまでエネルギーがたまって いなかったのです。人に合わせて、動けるだけの。 娘がとても楽しみにしていたので、結局息子をおいて、(息子の分だけ当日キャンセル して)3人で出かけましたが、息子のことが気になって、あまり楽しめませんでした。 今回も息子は、昼夜逆転ぎみ。出発の1時間ぐらい前から、居間のソフアーで爆睡中、 「また行けないのか?」と思いましたが、出発の20分ぐらい前に起き、淡々としたく をして家を出ました。荷物は夜中にしていたみたいです。 大阪までは車で移動して、そこから東京行きの飛行機に乗りました。2日からUタ-ン ラッシュが始まっているのか、高速も渋滞、飛行機も満席でしたが、なんとか夕方には 東京のホテルに到着することができました。 その日の夜は、ホテルの近くの居酒屋風の店で、みんなそれぞれ好きなものを注文して 食べ、なんか、何年ぶりかの、おだやかな、家族団らんの食事がとれました。 息子の様子を見ていると、電車で席を譲ろうとしたり、スマホで写真を撮ってと老夫婦 に頼まれて、気軽にシャターを押したり、夫とも普通に会話したり、大分気負いがなく なってきて、自然体になってきたなあと感じました。 (つづく) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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