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カテゴリ:感じたこと・知ったこと
子どもが不登校になった当初、色々と原因さがしをしました。息子の時は特にね。
娘もそうなのですが、息子の時もまるで青天の霹靂のようにある日突然不登校になった ように、最初は思っていたから相当ジタバタしました。早くもとに戻さないとと思って。 学校での交友関係、部活の人間関係、先生との関係、病院での色々な検査、親子関係、 私自身のカウンセリングでの相談、etc.etc.もとは白黒つけたがる性格だったしね~ どれもこれも少しずつあてはまるようにも思えたし、どれもこれも決定的な原因とは言え ないような気もしました。本当に迷いました。原因が特定出来なくて。 自分自身の頭の中だけで考えることも含めて、今考えてみると2年近くそうしてたかな。 そして今でも全く頭をよぎらないかと言えばウソになります。 そういった原因さがしが全く無駄であったとは思いません。特に親子関係に関しては。 学校関係でも、それがいじめ等に絡むことであれば特に必要だと思います。 原因をさがすことがよくないと言ってるわけでもありません。 ただ、本人も夫も私自身も、そうすることによって確実にエネルギーが奪われました。 スッキリとはしませんでした。もちろん笑顔にもなれませんでした。 私の場合は「不安」がより大きくなりました。「どうしよう」という心配がわいてきました そしてひとつ気がついたのは、原因さがしをし続けるということは子どもの「今」を否定 することになりはしないかということです。人それぞれでしょうが少なくとも私はそう でした。原因さがしをするほど、子どもや自分たち親や、はたまた周りの人たちを恨ん だり、過去を悔んだり怒りを抑えられなくなったりしました。 自分たちの「不運」を呪ったりもしましたね~自己否定もしました。 前向きに「解決しよう(何が解決かもわからないけど)」とだけ思えればいいのですが、 後ろ向きに「なんで自分たちがこんな目に合わなければいけないんだ」「何も悪いことを してないのになあ」という気持ちにばかり傾いていってしまいました。 でもそこを一度通らなくては、きっと納得できなかったと思います。自分の気持ちが収め られなかったというか。ブログに書いたこともあります。そういう意味では無駄じゃなか ったということですね。そんなことを何回も何回も繰り返して段々と現実を受入れられる ようになってきました。「まあしゃあないかなあ」「これも自分の人生」と言った心境かな だから娘の場合はほとんどしなかったし、今もしていません。 少しでも良くなることから逃げているのかな?と感じる時もあるのですが。。。 原因さがしをすることによって、ただでさえ落ちてるエネルギーをさらに奪うことになり ます。娘自身も私も。本人がそうしたいならそれを止めることは出来ないのですが、今は 楽しいことや笑えることを増やしていく方が、原因さがしをするよりもずっと意味がある と思っています。自己肯定にもなるだろうし。それを見つけるのも本人なのですが~ これまでに自分がしてきた子育てについても、もっと自信を持とうと思います。 自信満々は困るけどね(笑)比べることはよくないけど、今順調にに学校に通われている お子さんをお持ち親御さんと比較して、そんなに間違った子育てはしてないと感じます。 一時は自分に全く自信を無くしていた時もあるのですけどね~だから今は徐々に自信を 回復していってる時期かしら?自分も子どもも。いい風が吹くことを祈ってます。 他力本願になりますが お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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