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長男の幼馴染みが 逝ってしまった。 突然の訃報。 一体 何があったのか。 何に悩んでいたのか。 知らせを聞いてすぐに 長男たち数人が 彼の家に押しかけた。 嘘であってほしい。間違いであってほしいと。 でも 彼はすでに冷たくなっていて 目を開けることはなかった・・・。 あたしも顔を見に行ってきた。 すでに棺に横たわっていた彼は 初めて出会った頃の 4歳の面影を残して 目を閉じていた。 眠っているだけのようだった。 エプロン姿で気丈にしていた彼の母親であり、 あたしの親友のひとりでもあるMさん。 明日またくるね。 っとあたしが席を立ったあと Mさんがしゃがみこんで 号泣してしまった。 くやしい くやしい。 そう何度も言いながら。 あたしもくやしい。 4月から大学4年生になり 就活のため 新調したリクルートスーツ。 自ら選んだネクタイ。 一度も出番がないままになってしまった。 誰もが気持ちの持って行き場がない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年04月03日 12時22分44秒
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