カテゴリ:猫
うーあまりの忙しさに、つい更新が滞ってしまった…
さて、ロシア再訪にあたり、最重要イベントといえば… 白猫たちとの再会 でありました。(…それでいいのか?) 昨夏の三匹揃い踏み。左からプーシカ、ディオゲン、ティモーシャ この一年、飼い主であるロシア語の先生ご一家、 特に娘さんからメールで 彼らの消息を写真つきで聞いてはいたのです。 すなわち… 三兄妹でいちばんの元気者だったティモーシャは ある日マンションから出かけていったきり、帰ってこず。 餅のようなティモーシャ。アウトドアライフ大好き。 そして残されたトロいディオゲンと賢いプーシカは 愛を育んでしまった!同母兄妹なのに… 左がディオゲン。右がプーシカ。 結果、彼らの間には、3月に子猫が生まれました。 母と子 ご一家 子猫 この子猫は早々に友だちにもらわれ、 また二匹きりになったご兄妹兼ご夫婦。 すると7月にまた1匹生まれました。 ところがこのメスの子猫が問題だったのです。 どうやら脊椎に障害があるようで体が痙攣してしまい、 頭を支えて皿からエサを食べることもできない状態。 先生一家は同母兄妹婚によって 障害猫が生まれたことに大変なショックを受け、 速攻ディオゲンを去勢手術送りに。 ディオゲン。手術後はヨロヨロしていて、可哀想だったそうです しかし生まれてしまった子猫を どうするかは別問題です。 獣医に相談したところ、「薬殺しますか?」と言われ、 「ありえない!」とブチ切れて帰ってきた一家。 とはいえ、野性の掟なのでしょうか、 子猫に障害があると見てとったプーシカは、 授乳だけはするものの、子供の面倒を見なくなりました。 そのとき、娘さんのダンナがふと一言。 「この子猫、遊ばない。 ふつう子猫ってたくさん遊ぶよね。 遊びが足りないんじゃない?」 そこでためしに、ダンナの実家にいた黒い子猫を 連れてきてみました。 すると二匹は取っ組み合って遊ぶようになり、 黒子猫が皿からエサを食べたり、猫トイレを使ったりするのを見て 白子猫は一生懸命真似して、いつしかできるように。 猫プロレスしたおかげで、体もだいぶ丈夫になりました。 だから私が会いに行ったときは、こんなに元気な様子でした。 名前はムーシャ でもまだ痙攣はあるようです。 また、子猫時代の親猫三兄妹が 部屋中を飛び回っていたことを思い出すと、 明らかにおとなしいと言えます。 動いているものに関心を示すのは 子猫一般の特性ですが、 親猫三兄妹が動いているものに まっしぐらに飛びついていったのに対して、 彼女はそれが動きをやめてから手を出す、 という慎重さでした。 (もっともそれは、トロいディオゲンに似たのかも…) そういうわけで、 先生の家の白猫一家はまた三匹になりました。 今回、キミたち私のこと全然覚えててくれなかったけど 日本産キャットフードを大喜びで食べてくれたから嬉しかったよ。 ところでティモーシャの行方は? 先生が言うには、 「最寄り駅の近くの一戸建ての家の窓に、 巨大な白猫が座っていた。 どうもあれがティモーシャみたい。」 きっと戸建て庭付きという、より快適な環境を発見して 自分でお引越ししたのね! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/11/21 01:34:09 PM
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