日本航空が経営破たんしてから1年がたちました。経営努力により黒字が見込まれているようです。しかし、多くの地方路線から撤退、人員削減(リストラ)など会社以外に与えた影響は大きいです。客室乗務員の「おもてなし」は、ほかの航空会社に負けないものを持っていると思います。たとえば、富士山が見えれば、「進行方向左側に富士山が見えます。」などと案内するのは観光客などには、気のきいたサービスだといえます。
しかし、この前韓国に行ったときに隣の韓国人乗客が韓国語できる人はいないのかとたずねたら、この便には乗務していないと答えました。以前、韓国線強化のために、韓国語できる乗務員を乗せるようにしたはずなのに、非常に残念に思いました。幸いにして、片言できる乗務員がいたので対応していましたが、国際線の弱さを露呈した気がしました。個人的に見て、JALは日本人乗客のためのサービス特化しすぎだと思います。グローバル化、人も物もたくさん動く時代になる中、JALは乗り遅れてしまいそうです。
日本の航空行政と日本航空の経営努力で経営再建を果たしてほしいと思います。そして、安全で快適な航空会社として日本の空、世界の空を飛びつづけてほしいです。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.01.22 12:40:36
コメント(0)
|
コメントを書く