ウルトラマンメビウス第28話
第28話「コノミの宝物」コノミがメインで、内容もいい話だった。でも最後の最後にちょっと不安になるシーンが……。あらすじ……GUYSの面々は食事をしながら、最近基地のまわりで赤い幽霊が出るといううわさ話をしている。テッペイは幽霊はいないと冷静に言うが、一方リュウはなんだか強がっているようで。そして彼らが基地の外に出たとき、赤い幽霊を見る。そのとたん、リュウ、ジョージ、マリナは逃げだし、テッペイは正体をつかむと言って赤いてるてる坊主のような物体を追いかけ、それを追うようにミライも駆け出し、一人取り残されそうになったコノミも急いでミライの後を追う。赤い幽霊を追っていたテッペイは十字路で人とぶつかってしまう。そこに駆けつけるミライとコノミ。コノミは倒れた人が、子供の頃に勇気を与えてくれた幼なじみであることを知る。彼を手当てするコノミ。その様子をほかの仲間は、温かく見守っている。翌日、コノミは幼なじみの彼と会うことになり、その前にミサキ女史に手伝ってもらいながら、服を買うことに。ミサキ女史の行動に、自分を差し置いて極秘任務かと疑うトリヤマ補佐官はマル秘書官とともに変装して、後をつけることに。だが女子高生が二人の行動を不審に思い、警察官を連れてきてトリヤマ補佐官は警察に捕まってしまう。一方、コノミはバーのようなところで幼なじみと会っていた。彼は俳優だったのだが、デビューしたての頃、酔っぱらいに絡まれた女性を助けようとして相手に怪我をさせてしまったために、干されてしまったのだ。そんな彼は、コノミにGUYSのファンの友人をGYUSに連れて行きたいと言い出す。そして幼なじみと友人であるヒルカワと基地で会うコノミ。コノミはヒルカワのなれなれしい態度に困惑気味。その様子を離れていたところから見ていたジョージは、ヒルカワがゴシップ週刊誌の貴社であることを思い出す。GUYSに入り立ての頃、ジョージは彼に偽りの記事を書かれて非常に迷惑したのだ。ジョージはなにしに来たのかヒルカワに問いただす。リュウもコノミの幼なじみをくってかかっていく。マリナはその様子をヒルカワ風隠し撮りしているのに気づく。そしてそれらが罠であることを知る。彼らを怒らせて、スキャンダルをとろうというのだ。コノミの気持ちを利用した幼なじみの言葉に、ミライはとられていることを忘れて彼の胸元をつかみあげてしまう。そのとき、コノミは彼らに言う。幼なじみの彼が変わってしまったことはわかっていたと。でも彼らかもらった言葉は変わらないと。彼らの様子をとった蛭川は早々にそこを出て行く。後を追いかけようとするリュウたちだったが、そのとき、警報が鳴り、彼らは怪獣の調査に向かう。そこで彼らが目にしたのはあの赤い幽霊の巨大化したものだった。テッペイはそれがMACの全滅後の記録にある円盤生物ノーバであること突き止める。リュウたちはノーバがはき出す赤い煙のせいで装置が聞かなくなり、地上から攻撃することに。だが彼らは窮地に陥り、そこにメビウスが現れる。戦うものの、だがそのノーバは囮で、本物は基地に向かっていた。メビウスは瞬間移動により本物のノーバの前に現れる。だが体力の所望は激しく、すぐにタイマーが点滅を始める。コノミはミクラスを登場させて、援護する。爆風に飛ばされたコノミの元に幼なじみのがんばれという声が届きね彼女は再び立ち上がり、ミクラスを励まし、メビウスの窮地を救う。体勢を立て直したメビウスはノーバにとどめを刺す。翌日コノミはミライに幼なじみら届いたものを渡す。それは昨日の騒動をとったディスクと手紙だった。読み終えた彼はにっこり笑ったそのとき、空には光の国に帰還するようとの光の言葉が書かれていた。感想……なかなかおもしろかった。コノミの官中がよくわかる作りだったし、ドラマのパートが充実していたこのままノーバが出なくてもいいような感じではあった。それにしてもトリヤマ補佐官止まる秘書官のあの様子は、いぶかしく思われても仕方がない。トリヤマ補佐官が警察に捕まるとき、マル秘書官がさりげなくその場から離れたのは、彼の立場を物語っているというか……。それにリュウもおもしろかったな。どうやら彼は幽霊が大嫌いらしい。最初から幽霊が出るという話をしていたときから強がっている感じで、怖いもの怖いといえない彼の性格がはっきりわかる。真っ先に逃げようとしたのも彼だし。さて今回の話を見るのが三週間も遅れてしまったのは、最後のシーンと予告のせい。次回がとても気になってなんだかいやな予感が思想で、ちょっとはっきりどうなるのかわかってからゆっくりと見ようと思っていた。次の話メビウスはどうなるのかわかると思ったのはこっちの勝手で、結局二回続きの回になっていたようで、先週ようやく、ひとまず結論が見えたので、ゆっくりと見ることにした。今回、次回への引っ張り方がすごくうまいと思った。