2007/08/06(月)23:41
幻星神ジャスティライザー第5話
第5話「三人の勇者」
あらすじ……
翔太は、ガントに言われた「頭を使え無という言葉を気にしながら、剣の練習をしている。そこに父親がやってきて、彼はすかさず振り返って頭に一撃を食らわすのだが、今回、父親がきたのは、彼の剣の腕を試すためではなく、ユカを案内してきたのだった。
ユカは翔太にガントを捜そうと声をかけるのだが、翔太は「用があるのなら向こうから来るだろう」と言って、積極的ではない。
そのころ大学のラクロス部を見学していたユカの友人たちは、構内で真也の姿を見かけ、声をかける。以前彼の車にぶつけてしまったボールを拾ってもらったことで礼を言うのだが、彼の態度は無愛想そのもので、戸惑う彼女たち。真也はそんな彼女たちに「戦い方を考えるように」とユカへの伝言を伝える。
友人たちはユカに会うと「抜けがけしようとした」とユカを責める。ユカはあのあとに一度あっただけだと言い、真也からの言葉を考える。
友人たちと別れたユカは、翔太に会い、真也がガントではないかと自分の考えを伝え、彼を捜しに行く。しかし翔太は動こうとはしない。
一方星神島では、天童澪が古い巻物を広げて、そこに描かれている幻星神と東京に現れたロボットが同じものではないかと考え、東京に行くことを決意する。
ユカは大学で真也を捜すのだが、真也は見あたらず、かわりにドクターゾラの攻撃を受けてしまう。変身しようとしたもののの、戦いの衝撃でインローダーが手から離れてしまって、変身できない。必死でゾラの攻撃を防ぐユカ。その彼女の前に、真也が現れ、目の前でガントに変身する。
ガントとゾラが戦っているあいだに、かけつけた翔太と共にユカも変身し、戦いに加わる。
その激しい攻撃に、苦戦するガントだが、カゲリとグレンの協力により、ゾラを倒すことに成功する。
戦いが終わって、翔太とユカは、戦士としては未熟だけど、協力すれば今回のように勝てると真也に告げる。だが真也は無言のまま二人の前を立ち去る。
感想……
今回の特色は真也の孤独感がしっかりと描かれていたところかな。先の内容を知っているからそう思う部分もなきにしもあらずなんだけど、真也がサッカーの練習をしている人たちを見ているところにボールが転がってきて、それを子どもに返すときには少し笑うのだけど、少年が一人ではなく父親と一緒だと知ると、とたんに表情が消えてしまうところは、そのあとの仲間としてた戦おうと言いたい翔太たちに無言で立ち去ってしまうシーンにつながっている。
シーンが結構頻繁に変わるのであらすじ的にはちょっと書きづらいのだけど、あわただしい感じはなかった。それぞれがうまく連結していたからだと思うのだけど、最初のころの感想を読むと、あまり評価していなかったよう。
特撮ヒーローものを見続けたせいか、ちょっと評価も初期のころとは変わったみたい。